いきなり「時給5000円」の仕事は見つからない!?
皆さんは時給5000円と聞いて、どんな風に感じますか。
ある人は、もしもそんな仕事ならしてみたいと思うでしょう。
少し疑い深い人なら、「詐欺」や「嘘」ではないかと考えるかもしれません。
しかし、例えば弁護士に相談する時、その相場は時給5000円以上と聞いたことがあります。
例えば、税理士資格を取り、税務相談などをすれば、相手の企業次第では時給5000円もそう無い話ではありません。
一方で介護士をして、どんなスキルを身につけたら時給5000円に到達できるでしょうか。
ある人は無理というでしょう。
しかし、介護士としてではなく、介護士資格を使うことで時給5000円の可能性が見えてきます。
ですが、例えば初任者研修や実務者研修などの経歴では、扱える介護の内容も主に介護業界の紹介や解説で、仕事としてはライターなどが多いのではないでしょうか。
よく、「介護老人保健施設とは?」という内容で記事を見かけるはずです。
しかし、その時に設立に必要な要件を列記するなどの内容は、すでにインターネット上にいくつも存在し、その気になれば資格などなくても、それっぽいことを記事にできてしまいます。
これは昔、ライターをしていた頃の話ですが、ある先輩ライターがどんなテーマでもそれっぽく書けると自負されていて、自分が目指したいライター像とは違うと感じていました。
でも、確かにその先輩は適当さが絶妙で、読み終えた時に「ヘェ〜」と思わせます。
しかし、実際に経験したことでもないし、別の経験から発展させたものでもありません。
ネット上の記事をいくつか組み合わせて、リメイクする「プロ」なのです。
別の先輩は、1時間で3000文字から5000文字くらい執筆されていました。
タイピングするだけでも大変だと感心していたら、コピペと音声入力をフル活用されていて驚いたことがあります。
1文字1円換算なら、1時間で5000文字なら「時給5000円」ですから。
ここでポイント。
ライターになりたいと思って、正しい日本語を学ぼうと考えた人はなかなか稼ぐことが出来ません。
でもこみちもそれが正攻法だと思うので、10年以上続けるつもりなら、最初の数年は下積みのつまりで基礎を学ぶべきだと思っています。
でも、それだけでは時給2000円から、良くて3000円くらいで、ふつうの人ならアルバイトよりも稼げるくらいでも御の字です。
今のこみちで、1時間に打ち込める文字数は多くても3000文字くらいでしょうから、文字単価が1円なら時給3000円が限界です。
ただ、ライターもピンキリで、名のある人は文字単価で100円という話も聞いたことがあります。
400字づめ原稿用紙1枚書けば、4万円稼ぐということです。
そんな話ってあるのかと思う人もいるでしょう。
しかし考えても見れば、インターネット上にたくさん転がっている話は、どんなライターでも書けますが、特定の事件や世の中が動いたようなニュースは、その取材をした人や当事者でなければ書くことができません。
だからこそ、文字単価100円という金額が誕生します。
つまり、正しい日本語を学んだライターは、卒なく仕事をこなせますが、相場の金額で働くしかありません。
同様に介護の仕事を介護施設という場所でしている限りは、その相場に見合った金額で働くことになります。
もちろん時給5000円などではありません。
都心部なら時給1300円としても、地方になれば1000円でも嬉しい人がいるはずです。
仕事内容と報酬が見合っているかは、あえて触れませんが、いい方にズレていたら楽なのに稼げる仕事となります。
例えばYouTuberで、動画をアップして1日後に10万回再生されるような人も、きっと時給5000円くらい稼ぐのではないでしょうか。
「スキル」を磨く前に
これは資格取得にも通じていますが、資格を取っても稼げるかはその人次第です。
実際、弁護士資格を持っていても、平均年収は1500万円以上だとしても、年収300万円くらいの弁護士もかなりいるそうです。
なぜなら、社会的に大きな問題でも、ビジネスとしては大きな収益が見込めない案件をより多く抱えれば、やりがいはあっても稼げないことになります。
一方で、企業買収のような案件は、動く金額が大きいだけに、関わる弁護士もそれなりの報酬を得るでしょう。
趣味を仕事にはしない方がいいという人は、楽しい趣味も稼ぐ目的になると地味で楽しめないと思うからでしょう。
本当に味わいたい部分は客に与えることが仕事ですから、どうしても趣味を仕事にしてしまうと、自分では物足りなくなるはずです。
ここでポイントは、仕事は相手に与えるものだということ。
つまり、仕事にしてしまうと、客の喜ぶ顔で満足するしかありません。
自分が一番楽しんでいて、繁盛しているなら相当のやり手です。
だからこそ、「客が何に喜んでいるのか?」をスタートに考えるべきなのです。
「自分の得意とは何か?」から考えると、どうしても仕事として成立しません。
なぜなら、自分が楽しくなるようにしてしまうからです。
例えば、弁護士に法律相談を依頼する時、弁護士は知識を相手の悩みに活かします。
だからこそ、その対価は高額になります。
高い要望がある所を探すことで、自分にも真似られそうか、何年くらいでものにできるかなども初めて掴めます。
そして、実際に行動し、そこから「スキル磨き」も始まります。
ここがとても大切です。