第34回介護福祉士国家試験に向けて 学習プランを立ててみた!

 大分類では13カテゴリーあるけれど…

大分類すると、学習するべき項目は13カテゴリーあります。

しかし、試験突破を考えると、満遍なく学習するよりも、得点に繋がりやすく、学習効果が早いものカテゴリーから始めるべきだと考えました。

そこで、こみちの作戦としては、着手するカテゴリーの順番と学習するべきポイントと決めることにしました。

以下に示すのが、その13カテゴリー。

「人間の尊厳と自立」

学習に着手するのは「後」

学習でのテーマ→このカテゴリーについては、「人間」の尊厳に対する理解とアドボカシーなどの権利擁護に関する理解、自立支援とは何かに触れることがポイントだと考えました。 

実務者研修のテキストを読み返すこと。さらに過去問で、出題傾向を確認し、対策したいと思います。

「人間関係とコミュニケーション」

学習に着手するのは「後」

学習でのテーマ→カテゴリー名から明らかなように、「コミュニケーション」全般に関する理解を中心に学習します。自己覚知や、言語的、非言語的コミュニケーションなども理解します。 

「社会の理解」

学習に着手するのは「後」

学習でのテーマ→社会に対する理解として、家族や地域、社会などの役割の他、ライフスタイルの変化、社会構造の変化など、社会から考える「介護」のあり方を学習します。 

さらに、社会保険制度、介護保険制度、障害者自立支援制度、権利擁護などにも触れていきます。

 「介護の基本」

学習に着手するのは「先」

学習でのテーマ→「介護福祉士とは何か?」 に始まり、QOL、自立支援、ICFなどの仕組みを学習し、高齢者の暮らしと専門職又は地域社会との関わり方を学習します。

さらに、介護福祉士としての職業倫理やプライバシー保護の観点などにも触れ、さらには介護する家族やスタッフに起こる燃え尽き症候群、健康管理などにも学習範囲を拡大させます。

「コミュニケーション技術」

学習に着手するのは「先」

学習でのテーマ→このカテゴリーでは「知識」ではなく「テクニカル」な面での学習が中心となります。

利用者やその家族とのコミュニケーションを始め、介護記録の記載方法などにも触れます。 

「生活支援」

学習に着手するのは「先」

 学習でのテーマ→まず「ICF」に関する理解でしょう。また、介護支援で求められる移乗や食事、排せつなどの介助方法を理解しておくことです。

さらには、終末期における介助などについても知識をまとめておく必要があります。

「介護過程」

学習に着手するのは「中」

学習でのテーマ→「介護過程」に対する理解と作成時の各種問題点を確認しておくことです。 

「発達と老化の理解」

学習に着手するのは「中」

学習でのテーマ→発達と老化現象を比較し、相互の特徴を知ることから始まります。特に高齢者における「老化現象」のケースに触れ、対策や技術等を含めた学習が求められます。 

「認知症の理解」

学習に着手するのは「中」

学習でのテーマ→「認知」に関する理解を様々な角度から学習します。また、認知症の種類や特徴、似ている症状などを知ることで、より深い理解に繋げます。 

「障害の理解」

学習に着手するのは「中」

学習でのテーマ→ノーマライゼーション、リハビリテーション、また障害の種類や特徴、地域による支援などを広く学びます。 

「こころとからだのしくみ」

学習に着手するのは「後」

学習でのテーマ→人間の基本的な欲求、からだのしくみとして体温や血圧、ボディーメカニクス、口腔の清潔保持、良肢位、栄養素、食事における理解、嚥下、入浴、排せつ、睡眠、死に対する理解、医療職との連携などを学びます。 

「医療的ケア」

学習に着手するのは「後」

学習でのテーマ→医療的ケア、呼吸のしくみ、喀痰吸引、経管栄養に関する理解を学びます。

「総合問題」

学習に着手するのは「後」

学習でのテーマ→総合問題に関しては、事前に明示された範囲というものはなく、これまでの学習を踏まえた総合的な知識を試されるので、学習面では他の学習が進むことで補われていくものと考えます。

特に、人間と社会、介護、こころとからだのしくみ、医療的ケアに含まれる内容から出題されます。

今後の学習方法

今、月日は9月下旬です。

「介護の基本」 、「コミュニケーション技術」、「生活支援」の3カテゴリーから学習を始めたいと考えています。

一通り回したら、「介護過程」「発達と老化の理解」「認知症の理解」「障害の理解」へと学習範囲を広げます。

その後、残りのカテゴリーに入りますが、「こころとからだのしくみ」「医療的ケア」の基本項目を先に学習し、「人間の尊厳と自立」「人間関係とコミュニケーション」「社会の理解」と進めることで、出題範囲をカバーしたいと思います。

「社会の理解」では、各種制度に関する知識も問われるので、まずは基本的な内容から始めます。

加えて、過去問についても平行してチャレンジし、合格圏内の7割を目指した学習にしたいと思います。

できれば、11月中に全てのカテゴリーを終え、12月は再復習、年明けの1月はポイントを絞った知識の整理と、これまでに誤答した問題の再学習を行う予定です。

難易度に高い問題と基本的基礎的問題があるので、得点しやすいものは確実に、判断の悩む問題はより可能性の高い選択肢を選べるようにしたいところです。

同じ第34回の試験を目指す人は、こみちと一緒に「合格」を勝ち取りましょう。

そして、次なる一歩へと繋げましょう。