「 誰も聞きたくない!?」そう言わずに…
いろいろな理由も重なって、こみちは介護士となりました。
そして、介護士を続けられた理由は、利用者から受け入れられたからです。
特にある男性利用者とは、「もう少し早く出会えていれば…」と思ったほどで、本当に優しく思いやりのある方だったので、介護施設の利用者と介護士という関係ではなく、一般社会のどこかで知り合えたらと強く感じました。
実際は親子以上に歳が離れていますが、介護士になって知り合えたことが嬉しい一人でした。
他にも介護士を始めた当初に出会えた人は、とてもいい人ばかりで、彼らに会えるから仕事もできました。
しかし、数年が経過すると、さまざまな理由で会うことが出来なくなりました。
冒頭の男性もまた、天国へと旅立ったからです。
こみちがなりたいと思った職業
こみちがなりたいと思った職業には、いくつかの共通点があります。
ポイントとなるのは、「波長」を感じられること。
その意味では介護士も含まれたことになるでしょう。
他には、デザインとか建築家、ロボットを作るとかで、珍しいところでは、保育士とか占い師や弁護士なんて職業にも憧れました。
ピアノの経験者に言われたのがピアニストで、こみちは全く習った経験がありませんが、そんな言葉を頂きました。
ここだけの話、こみちの祖父が音楽家をしていたので、全く血筋が無いということではないのかも知れません。
ただ、最近の記事でも触れているように、こみちは他人からの波長を受けやすいところがあって、人と深く付き合えないのです。
「付き合えない」というよりも、相手からの波長に合わせてしまい、ストレスや疲労を溜め込んで行き詰まってしまいます。
事実、介護士も楽しい部分もあれば、楽しくない部分もあって、楽しくない理由の大半は「人に関すること」です。
そうそう、絵描きさんにも憧れました。
ただ、風景画や静物画というよりも、人物画に興味があるのかも知れません。
その理由は、やはり「波長」を感じられるからでしょう。
皆さんの中には、絵を描くことを日常的にされている人もいるかも知れませんし、全く絵が描けないという人もいるでしょう。
まだまだ発展途上の実力で語るのは早いと思いますが、こみちにとって「絵を描く」とは対象物の「波長」を写し取る作業そのままです。
例えば、ある人物を描く時、目や鼻といった個々のパーツの形状も大切なのですが、その人が持っている印象的な濃淡というものが存在していて、それがつまり顔形になって行きます。
つまり、最初の段階では輪郭線を意識するのですが、細かく見ていく内に、細かな濃淡に気づき、それを写し取る中で気づけば似たような印象を受ける「絵」が完成します。
言うなら、絵描きになりたいと言っても、結局は波長を感じ取り、それを使って仕事にも活かしたいということなのです。
もっと文章力があるなら、小説家に憧れたかも知れません。
いずれにしても、こみちが理想とする仕事は、「波長」に関わる職業です。
今探しているのは?
現実的な話では、今の介護士に関連した部分です。
例えば、現場仕事を続けるのではなく、介護施設や業界、介護士の仕事を広く伝えられたらと思ったりします。
その意味では、このブログは正に「デモ」のような存在です。
また、記事を書く仕事も再開したくて、旅や車、バイク、自転車に関連したトピックを扱えたらとも思います。