いやぁ〜、正直言って「介護士」ってどうよ!?

「介護士」だけは選ぶな!?

中高年の方が仕事探しを始めて、「面接」までなかなか行きつかないと言う経験はないでしょうか。

こみちの場合は、その前段階、「どんな職業を選んだらいいの?」でつまづきました。

生活費を稼がなければと言う切実な問題を抱えながら、気持ちばかり焦ってしまい、求職中の一週間があっという間だったことを覚えています。

自分にはどんな仕事が合っているのだろうか。

そんなことを考えても時間ばかりが過ぎてしまい、生き方を完全に見失ってしまったのです。

その頃、こみちはライターの仕事だけで食べていきたいと考えていて、でも思うようには仕事を貰えないばかりか、単価が上がらないことも重なり、なんとか生活はできても余裕がない状況で、就活を始めるしかありませんでした。

「書きたいなら全てが経験」

そんな風に考えて、こみちは介護士と言う働き方を選びます。

その頃、まだハローワークに通っていて、「ライターの仕事を探しています」というような相談もたくさんしました。

そして、「介護士の研修を無料で受けられるんでしょうか?」と質問し、職業訓練の存在を知りました。

しかも研修を受けている間は、前職の収入額に応じた報酬を受けられます。

つまり、学びながらお金ももらえたのです。

通常、実務者研修というと、受講料は数万円から10万円ほど。

もしも、その金額を支払って学ぶのなら、きっと介護士という仕事は選んでいないでしょう。

運良く職業訓練という形で、学ぶことができたのも大きいかったです。

コロナ禍もあって、職業訓練のコースも休止中になっているものもあったりします。

しかし、そんな機会が巡って来たことで、こみちが介護士としてデビューしました。

一年経った頃から

介護士として働けることで、不安な夜を過ごすことはなくなりました。

しかし、余裕ができたかというと、そんなことはありません。

なぜなら、介護士の基本給は15万円とかも驚く金額ではないのです。

そこに、資格給、夜勤の特別手当を加えても、まだ18万円だったりします。

介護士の仕事は、とにかく時間を拘束されます。

中高年がこの先も安心して続けられる働き方とは言えないでしょう。

まして、ベースアップもほとんどなく、自然と夜勤を多くしないとこれ以上は稼げないの分かるのです。

楽しい仕事という部分もありますが、稼げる職業ではありません。