こみちも実感している!
中高年になって、若い頃に得意だったことも段々と普通、苦手へと変化していきます。
「定年退職」という言葉があるように、「加齢」によって人は以前よりも柔軟に対応できなくなって、一線から退くことになるのでしょう。
もともと、理系のこみちですが、もう簡単な暗算でもすぐに答えが出てこないことも多く、まして学生時代に学んだ数学を見て、問題でも解いてみようという気持ちにもなりません。
運動神経やバランス感覚も同様で、それこそ若い頃のイメージを引きずってしまうと、様々な場面で「こんなはずではない!」と落ち込んでしまうでしょう。
これから見つける「仕事」は5年後10年後にもできるものを!
中高年になって飛び込んだ介護業界ですが、あと10年早ければできたこともあります。
しかし、一方では当時の自分に「介護の仕事」が勤まったのかは微妙です。
それだけ介護の仕事は幅広い対応が求められますし、それはつまり人生経験が関係するからです。
中高年の方が介護の仕事に向いている大きな理由は、「老い」ではないかと思います。
とても残念なことですが、中高年になると「老い」は身近なものとなり、その延長線上に利用者である高齢者も生きています。
介護士として経験ある若い人は、その「老い」を学習によって克服していて、我々とは感じ方が異なります。
いずれにしても、「今の年齢」を理解して、今後も末長く働ける仕事を選ぶことができれば、このブログを開設した意図も達成されると思います。
介護士、清掃員、警備員を選ぶの?
中高年におすすめの仕事として、割と目にする職業があります。
しかし、実際にはじめてみると、それらもまた仕事として奥深い一面があり、「中高年だからできる」というものではないことに気付かされるでしょう。
一方で、もっと別の仕事に目を向けた時、そこには新たな知識を絶えず学ぶなど、若い頃なら苦ではないことも老いを感じる年代では今まで以上に困難だったりするのです。
そこで、できる限り原則が使える仕事で、自分も興味を持てる仕事を見つけることが大切です。
興味にない仕事を、稼ぐためだけで選んでしまうと、結局は年齢と共に働き辛くなってしまうでしょう。
「人と話すのが好き」「何かを作るのが好き」そんな理由から仕事を探してみるのも方法です。
以前なら気づかなかった職種を見つけることができるかもしれません。