中高年男性が「介護士」として働く

 中高年世代からの介護職は多い!?

介護現場で働く人は、大きく2つのパターンがあります。

高校や専門学校で介護の学び新卒で施設に就職した人と、中高年になり異業種からの転職で介護職になった人です。

新卒で働いている人で、40代まで同じ施設で働き続けているのは稀です。

女性の場合は結婚などで退職し、ある程度のブランクを開けて介護職に復帰しています。

同じ施設に戻ってくる場合もありますが、心機一転で別の施設で働くケースもあります。

一方で中高年世代は、中途採用の人が多く、40代は決して若い年代ではありませんが、介護施設では若くもあり落ち着いた年齢とも言えるでしょう。

介護施設は、女性スタッフがとても活躍する職場ですが、中高年世代に限っては男性スタッフも一定数在籍しています。

また、施設で勤務する前に、介護初任者研修などの研修を2ヶ月前後の予定で受けます。

その研修を受ける年代でも、若い年代に交じって中高年世代も奮闘しています。

その意味では、たとえ中高年世代の男性であっても、違和感なく勤務することができるでしょう。

若い世代や女性スタッフとの距離感

年齢や性別に関係なく、挨拶は自分から行いましょう。

また、自分よりも若い世代の先輩が多く、時には戸惑うことも起こるかもしれません。

そんな時でも、その場に居ない人の評判に触れることは避け、噂話などには関わらない方が後で困ることがないでしょう。

自分自身のことなら、情報のコントロールができますが、他人の情報はどんな形であれ流してしまうと収集がつきません。

また、そんなつもりは無いとしても、年齢や体型、結婚など、個人的なプライベートには要注意です。

特に女性に対して不適切な振る舞いをしてしまえば、それを聞いた女性全員から距離を取られることもあります。

中には事情を察して変わらず振る舞ってくれることもありますが、女性スタッフの多い職場では一歩引いているくらいが程よいはずです。