中高年が転職を迫られた時に考えるべきこと

 仕事探しは大変だ!

今さらのように感じるかもしれませんが、中高年になって転職を迫られると頭の中が「真っ白」になってしまう時期があります。

具体的には、「これからどんな風に生きていけばいいの?」とか「自分には何ができるだろうか?」とか、未来が見えないこともそうですが考えることが押し寄せて来るみたいで、頭がパニックになってしまいます。

こみちの場合、「介護士」が答えでした。

もっと言えば、そう思っている間に「次のことを考えよう」と時間稼ぎしたような感じです。

もちろん、学生時代に漠然と「人を支えること」をイメージしたこともありましたが、それを仕事にするという想像はできていませんでした。

だからこそ、「介護とは何か?」を考えるようになりましたし、職場の先輩から強制的な指示に戸惑いややるせ無さも感じます。

こんな気持ちで「介護」して行くのか…。

とは言え、離職すれば次の仕事をしなければ生きていけません。

そして中高年になれば、その仕事探しが想像以上に大変です。

結果的にはどうにか介護士として働けているものの、施設の選び方や職場での人間関係次第では「介護士」に馴染めなかったということも十分にあり得ます。

どんなに頭で考えても、不安なことはなくなりませんし、やってみれば不安なことも起きなかったり起きても気にならないまま過ぎてしまうこともあるでしょう。

その意味では、同じことを同じタイミングでしても、受け取り方や感じ方によって印象はまるで違うというのが結論です。

仕事探しが上手く行かないと思っていても、諦めずにチャレンジするしかありません。

1回目に当たりを引く人がいれば、100回目に引く人もいます。

1回目に引いた人は、次も当たりとは限りません。

ある意味、上手く行ったらラッキーですし、失敗したら「次こそは!」と考えましょう。

面白いもので、仕事が決まり当たり前のように働けることになれば、職場の愚痴や仕事上の悩みが頭に浮かびます。

ついこの前まで、「次の仕事が見つからない!」と不安でいっぱいだったのに、そんなものです。

仕事とは何か?

こみちが思う仕事の定義は、「社会とのつながり方」だと思っています。

例えば、介護士として働いている時、利用者たちの要望に応えて忙しくフロアを動きます。

なぜ、「そこに移動したのか?」ということにこみちの意思はなく、利用者が望むからそれに応えて体を動かします。

仕事をしている時はそんなに考えないかもしれませんが、仕事探しをしている時は、「何をすればいいのか?」と自分で目的を見つけることに悪戦苦闘してしまうのです。

でも働いている時は、その場その場で動いているので、こみちが「なぜ?」と考えている時間はほとんどありません。

一方で、仕事に対して客観視しなければいけない時もあります。

というのは、介護士として働いている時は思わなくても、帰宅していつもの自分に戻った時、とても疲れていますし、何もしたくないほどです。

そんな状況になると、介護士を続けられる間はいいですが、例えば腰を傷めてしまったり、精神的に疲れてしまったりしても、簡単に辞めることもできません。

なぜなら、「中高年の仕事探し」はとても大変だと思ったからです。

上手に付き合えれば長く続けられるかもしれませんが、今のようなハードワークのままこの先5年10年続くかは少し疑問です。

利用者が喜んでくれるから頑張りますが、もしも利用者ではなく製造業のように客の顔が見えない仕事だったら「もう頑張れない」と言ってしまうかもしれません。

自分が必要とされながら、働いて楽しい環境を早めに見据えておくことが大事です。

それは仕事探ししている段階では、考えることが増えすぎるので、何か仕事を見つけて働ける環境に身を置きつつ、その次の段階として考えていきましょう。

資格取得や投資など、収益をあげる方法はいくつかあります。

しかし、それだっていきなりできるようになるものではありませんし、その人に合っていても、別の人には気の進まない仕事かもしれません。

結局は、自分で何がしたいのかを考えるしかないのですが、社会との関わりを持ちながら考えた方が実現しやすい未来が見つかるように思います。

完璧を目指して身動きできないよりも、気づいたら動いて確かめてみる。

そんな中から、自分に合った仕事も見つかると思いますし、そこに没頭できるだけの価値が見つかるでしょう。

仕事探しをしている時は仕方ないとしても、少しずつ「不完全燃焼」しないように働けるのが理想です。

仕事があるのはとてもありがたいと思いつつも、もっと違う形に変化させられないでいる自分に戸惑いも感じます。