「年齢不問」という中高年にはありがたいポイント
40代を超えてからの転職は、20代や30代と異なります。
その理由を考えると、採用した会社にとって「どれだけの利益」が見込めるかがポイントでしょう。
仮に40代の人を採用したとして、その人が未経験者であれば、ある一定期間新人教育が必要です。
もちろんこれは20代でも30代でも同じことではあるのですが、認めたくないことではありますが、記憶力や体力面でどうしても40代以降の人は「劣る」と思われてしまいます。
実際、こみち自身も体力がなくなったと感じますし、老眼で小さな文字を見るのが辛い時もあります。
20代や30代の頃には感じなかった加齢による「衰え」です。
今の若い人と比べてというよりも、自分自身の若い頃と比べて、働き方や仕事への姿勢を改める時期になってきたと思うことも必要ではないかと言えるでしょう。
「タクシードライバー」になるには?
タクシードライバーになるには、タクシー会社に所属しなければいけません。
いきなり未経験から「自営(個人)」では始められないのです。
ちなみに、個人タクシーを営むには、実務経験が10年以上、申請時点での年齢が65歳未満であることが必須です。
つまり、将来的にタクシードライバーを仕事として考えるなら、50代前半には業界入りして経験を積み始める必要があります。
さて、タクシー会社に所属することになれば、実際にタクシーを運転するので、普通自動車第一免許が必要です。
というのも、普通自動車第二免許を取るには、第一免許を取得して3年以上経過していなければいけません。
さらに、勤務地域が東京や神奈川などであれば、「物理試験」が課せられ、主要幹線道路や主要な施設、ルートなどをマスターしている必要があります。
実際にハンドルを握って、お客様を乗せられるようになるまで、越えなければいけない「壁」がいくつもあります。
「年齢不問」の求人が多い介護士の場合
こみちは現役の介護士なので、介護士になった時にも触れておきましょう。
介護士の場合、介護施設で働く場合には「無資格」でもOKです。
ただ、利用者の安全を考えると何らかの資格を取得しておいた方が賢明です。
何より早く現場に出たい人は、「初任者研修」を受けましょう。
「介護とは何か?」を自分なりに掴んでから働きたい人は「実務者研修」がオススメです。
両者の違いは、基礎知識は同じで、そこに応用、発展の知識が実務者研修では加わります。
こみちとしては、3年以上勤めるつもりなら最初から「実務者研修」を受講した方がいいと思います。
介護施設の場合、わりとチームで仕事をするので、先輩介護士との相性で働きやすさが変わります。
つまり、施設見学をするときには、ここで働く自分をイメージできるかがポイントです。
タクシードライバーの収入
介護士同様、タクシードライバーの収入も高額な部類ではないようです。
しかしながら、中高年の転職はなかなか簡単に決まらないことも多く、「年齢不問」で採用してくれる職種は限られてきます。
つまり、他の職種と比較するよりも、その仕事でどう稼いでいけるのかを考えることがオススメです。
というのも、インターネットでタクシードライバーの収入を検索してみると、10万未満だったり、30万50万を稼いでいるというケースもあって、単純に平均金額を出しても実情は分からないように感じます。
タクシードライバーの一回の勤務は、日勤、夜勤、隔日勤務の3パターンが一般的です。
特に隔日勤務は、介護士の夜勤同様に、途中休憩を除いて15時間前後になります。
タクシードライバーの場合、3時間の休憩を挟めるので、仮眠や食事などをして過ごします。
介護士の夜勤なら、1勤務手当てを含めて2万から3万円の間が相場でしょう。
1つの目安として、介護士で夜勤を月に10回すれば、20万〜30万円の収入です。
さらに常勤スタッフであれば、賞与も受けられるので、数十万円年収がアップするでしょう。
ざっくりとした試算で、年収300万円くらいが介護士の相場です。
しかし、都心部の施設では400万円を超える提示もあるので、地域差や本人の資質も関係してきます。
タクシードライバーの求人をみると、「月給20万円+歩合」とか「30万円以上」のような提示を見かけます。
慣れないうちは「固定給」の方が気楽ですし、稼ぐ自信がつけば「歩合」がオススメです。
その意味では、歩合制がない介護士よりも稼げる職種ともいますし、それだけノウハウを身につけないと思った金額に達しないことも予測されます。
タクシードライバーとしての「ひと手間」
昼よりも夜の方が稼げるのは、公共機関のサービス終了が影響します。
それ以外にも、イベントやスポーツ観戦などがあれば、タクシーを必要としている人が増えるでしょう。
つまり、どんな人がどこでタクシーを求めているのか、これまでの経験や実績、情報集めが大切です。
最先端の技術「AIタクシー」にも注目!
通信会社大手のdocomoは、2018年に人工知能を使った乗車需要予測サービスを始めました。
評判も良いみたいで、一説には売り上げが1割アップしていると言われます。
自動車の自動運転も進化していくので、タクシードライバーという職業が「車を運転してお客様を運ぶ」仕事から、「接客業」や「コミュニケーション能力」が問われる仕事へと変化していくかも知れません。
介護分野でも、介護タクシーを使うことが多く、高齢者の通院や買い物など、タクシーの需要はさらに触れるでしょう。
タクシードライバーとしての経験を積みながら、介護士として「初任者研修」を受けていれば、「介護タクシードライバー」としてさらに需要を増やすこともできます。
今後のニーズを見据えて、タクシードライバーとしてのキャリアをベースに、自身の強みへと繋げていければ、その先も末長く働けるのではないかと感じます。