施設の違いによって求められる「介護士像」も違う!?
「株式会社」と「社会福祉法人」との違いにも注目するべきでしょう。
こみちが考える両者の違いは、「介護事業を行う目的」にあると思います。
簡単に言ってしまえば、「株式会社」にとって「介護」は「利益を得る手段」です。
一方で、「社会福祉法人」の場合には、「社会福祉への貢献」と言えるでしょう。
どちらが良いと言うことではなく、「利益を得る」以上は作業効率が求められますし、「貢献」を考える以上は自身の満足度は二の次になります。
つまり、「株式会社」として運営している介護施設に就職するなら、早々に介護スキルを身につけて「利益」を生み出せる「裏方」になることがポイントです。
その意味では、現場のスキルを身につける時から、「経営」にも興味を持ち、組織運営やマネジメントに関する知識をアピールしなければ、「1作業者」として働くしかありません。
その意味では、「介護」に関する理解も、利用者はお客様であり、利益をもたらしてくれる大切な存在です。
ある意味で、「正しさとは」利用者の意向と言うくらいの割り切りがないと、「株式会社」の看板を掲げる施設では苦労するかも知れません。
オススメの介護士は、経営にも関心があり、施設長などになって「運営」もしてみたい人でしょう。
一方の「社会福祉法人」の場合、法人税の優遇など、運営に関する制限が「株式会社」よりも緩く、その意味では介護士も伸び伸び働けるかも知れません。
しかし、やる気のある介護士で、スキルアップを望む場合には、それが必ずしも反映されないこともあるでしょう。
施設の方針が「株式会社」のように利益ではないので、意思決定が見えにくいことも関係しています。
オススメの介護士は、何事にも動じずに、利用者に尽くせるような方でしょう。
中高年からの介護士
株式会社又は社会福祉法人、どちらのタイプの施設を選ぶかは、将来像や好みになってきます。
特に中高年から介護士になる場合、介護士として稼ぎたいなら「年収ベース」で判断しましょう。
ただ、介護士と言うと「夜勤手当て」と「年休」が大きなポイントで、サービス残業やカウントされない勤務も考慮しなければいけません。
異業種に比べて、介護事業は「時間」が利用者に合わせてあるので、終業時間が来たから「仕事も終わり」ではありません。
人材不足と言う表現もできますが、「現場が回らない」と動ける介護士が働くしかなくなるからです。
そのためには、社員教育の充実さは、片寄りがちな業務に対する配慮の現れでしょう。
特に与えられることを望む人は、介護業界に向いていません。
なぜなら、仕事ができないままになるのは、自分から仕事を探さない人に多いからです。
「オムツ交換してみない?」
そう声掛けしてもらった時に、YouTube などである程度の知識を得ているのはもう当然になっているでしょう。
その点で「施設は何も教えてくれない!」と不満を持つ人は、もっと手取り足取り教えてくれる業界を目指した方が良いと感じます。
こみちがオススメしたいのは、介護スキルを身につけて「訪問ヘルパー」に進むことです。
利用者との付き合い方も施設以上にできますし、幅広い介護支援が可能だからです。
しかも、サービス提供責任者として「介護計画」を立てるなど、経験をさらに活かせる道も拓けるでしょう。
特に都心部にお住まいなら、公共機関を使っての移動も可能なのがポイントです。
そのためには、家事全般に長けていて、ちょっとした依頼に対処できれば、楽しく働けるはずです。
介護士として働きつつも、別の仕事をしている人ならさらに向いているでしょう。
キャリア形成をどうするのか?
こみちとしては、起業したり「YouTube」で稼げたりする人は、それを仕事にしても良いと思っています。
でも、それができないなら、どこかで働くことになります。
言い換えると、「雇用」に趣きを置き過ぎるのは、時代遅れだと感じます。
施設に勤務しているとしても、その中で言われた仕事を熟すだけでは出世も望めませんし、報酬アップも期待できません。
ある意味で「これだけのことをしたい」だから「これだけ評価して欲しい」と言う気構えがないと、処遇改善は厳しいはずです。
介護士が清掃まで行うのが納得できないなら、専属になったらどれだけの仕事ができるのか示すことで、「清掃員」を新たに雇い入れることが可能になります。
後手になると、どんどん働きにくくなるのは、ある意味で自身の行動力不足なので、特に「株式会社」の介護施設に入職する人は、積極的に行動しましょう。
介護士に未来はあるか?
結論を言えば、未来は作るしかありません。
そのためには、基本介護スキルをマスターするのが最初ですし、その後は「経験」の活かし方を模索するべきです。
例えば、いろいろな仕事を任される立場になって、苦しい時があるかもしれません。
しかし、その時にどれだけできたかが、「今の推進力」です。
もしも起業していたら、「成功」するか「倒産」するかの分岐点なのです。
つまり、そこでの頑張りは、会社のためではなく、自分のためであり、大きな自信にもなるでしょう。
そこで感じた人の使い方や現場の回し方は、異業種でも同じです。
必ず自身を助けてくれるスキルになります。
逆に向かうことができないでいると、不満はあっても越えることができないので、いつまでも「施設選び」に翻弄するでしょう。
どこの施設が良いかよりも、「自分はどんな風に稼いでいくのか」を考えるべきでしょう。
そのために、施設の特色や待遇が、自分の希望に合っているのか判断することになります。