介護施設にハマる人と去る人

 入職者もいるが退職者もいる!?

こみちの勤務している介護施設では、従業員出入口に勤怠管理のタイムカード機が置いてあります。

そこには、さまざまな部署に配属された従業員の名前が書かれたカードが壁に設置されたカードホルダーにズラリと並んでいます。

数えたことはありませんが、100枚以上あるかも知れません。

一方で、ホルダーには所々カードが置いていない場所もあります。

ついこの前、こみちのすぐ下に新しいカードが差し込まれていました。

「どこの部署か分からないけれど、新しく入った人がいるんだなぁ」と思ったのです。

しかし、気づけば再びすぐ下にあったカードが撤去されて、また空白扱いになっていました。

記憶にはありませんが、全体の空白箇所も以前とまた変化しているように感じます。

つまり、新しく入った人がいれば、去って行った人もいるのです。

特に介護施設は、入職者もいますが、退職者も多い業界でしょう。

先日の他部署との合同イベントに参加して

普段、別の部署にいる介護士との交流は、とても限られた環境に限られます。

他部署の中でもキーマンは何かと交流があるのですが、それでもほとんど接点の乏しい相手もいます。

そんな中での合同イベントだったので、いつも以上にいろんな介護士の姿を見ることができました。

配属が違うと介護方針も異なるくらいに、全く異なるカラーになるので、別の部署がどんな雰囲気で働いているのか興味もあります。

介護士として、施設に馴染めた人は職場の介護士たちとも密な関係をしています。

これまでに介護経験があって、即戦力を買われたベテラン介護士は、多くの場合に孤独で一匹狼です。

仕事を回すという観点では、それも大切なのですが、そもそも介護士の給料は十分なほどに高額ではないので、たとえベテラン介護士だったとしても、自分で事業所でも立ち上げない限り、一般的なサラリーマン以上に稼ぐことは難しいでしょう。

つまり、稼ぐというワードだけで介護士を選ぶと、「こんなはずではなかった!」と感じるかも知れません。

先ずは利用者や同僚と親しくなり、仕事を通じて介護スキルを身につけていくと、和気あいあいとした職場環境になってきます。

割と世話焼きな人や、話好きな人も多く、腹をわって近づけば受け入れてくれるでしょう。

去ってしまった人の特徴

人間関係がギブアンドテイクだと言うことは知っているでしょう。

誰かにしなければ、その人がしてくれることはありません。

もちろん、誰かからアプローチを受けて、それから人間関係が始まるケースもあります。

だからといって、職場環境では自身からアプローチしなければ、段々と貴方への興味を失い、そのうちに誰も声を掛けてくれないこともあり得ます。

それでも、介護スキルがあって、仕事を自分で見つけて動けるならそれでもいいでしょう。

しかし、チームワークを重んじる部署では、ワンマンプレーの介護士は馴染むことができません。

当然、居場所がなくなって、働き辛くなってしまいます。

また、施設で介護スキルを教えて欲しい人で、「施設は勉強会すらしてくれない」と不満を訴える人がいます。

運営サイドとしては、勉強会で介護士のモチベーションをアップさせるのも方法です。

しかし、「教えてくれること」が当然なのかというと、それは施設というよりも、介護系の学校での話です。

続いている人の特徴

前向きで積極的、しかも好奇心旺盛なら文句なしです。

介護スキルのある人でも、面倒なことや重労働の作業に手を出さないタイプも少なくありません。

当然、別のスタッフがカバーしているからこそ、現場は回っています。

そんな状況では、カバーしている介護士が見切りを付けたり、モチベーションが低下すれば、やがて別の施設に移動してしまうでしょう。

こみちの勤務する職場でも、看護師たちの退職が連続したことがありました。

その時は深く考えませんでしたが、働く楽しみをどう作って行くのかは、個人だけでなく、職場単位でも考えるべきでしょう。