本当の目的とは?
『1個100円で売っているリンゴ。3つ買うと270円になるという』
だから、3つ買うのは正解なのか?
結論から話せば、本当に必要なのは「リンゴいくつだったのか?」ということ。
値引きしてくれるからと言って、必要もないのに3つリンゴを買ってしまうのは「本当の目的」を見失ったことになる。
同様のケースとして、50円値引きされた特売品をその場で購入するとは決められず、片道15分の距離を帰宅した。
でも、家に帰ってから「やっぱり買っておくべき」だったと思って、時間とお金を使ってもう一度買いに行ったとしたら、それは正解だろうか?
50円という金額だけを比較すれば、特売品を買うことは正しい選択。
でも、片道15分を浪費したのであれば、それが50円の値引きと比べてどう判断するべきかになるだろう。
つまり、得か損かという判断をする時、「時間のロス」も実は大きな問題なのだと考える必要がある。
正しい「仕事選び」の方法
今、仕事を探しているとしよう。
そのために、どんな希望や条件を挙げて、それに合っていたり、近いものから選びたいと思ったとする。
それって、「当たり前のことでは?」と考えたとしたら、きっと「正しい選択方法」ではないはずだ。
なぜなら、私たちは今までも同じようなパターンで問題に向き合い、それを解決してきたからだ。
仮に、現時点で自分なりの正解を掴み取り、そこをさらに推し進めているというのなら、「正しい選択」だったのかも知れない。
しかし、こみちのように、躓き、違和感を感じているのだとしたら、「大切なポイント」に気づいていない可能性がある。
それはつまり、先に挙げたリンゴの話と同じで、目の前の「得」を追うことに夢中になっているからだろう。
また、「時間のロス」に気づかないで、同じことをいつまでも続けているようなものだ。
結論として、1年でできることを5年掛けてしまうのは、根本的な間違いをしていることになる。
同様に、ある結果を得るために、より多くのものを捨てなければいけない時も、注意が必要だろう。
すでに行き場を失い、目の前の選択肢にすがりつくしかないのであれば、これまでの自分を一度忘れてしまうのも方法といえる。
しかし、「あと少し」という焦りやこだわりのために、ズルズルと長期化させてしまうのは、「時間のロス」に気づいていないからだろう。
そこから導き出した「正しい」に近づくコツ
始める前に「期限」を決めよう。
半年なのか、1年なのか、3年ということもある。
その間は、疑うことなく突き進んでみよう。
しかし、その期限が来た時に、「成果」を確認するべきだ。
それは、「予定」や「予測」を含んだものではなく、「実際に手に入れた成果」で判断しよう。
なぜなら、「あと少し」というのが、実はとても「重要」で「大きな差」になっているからだ。
「こうしていたら」とか、「ああなっていたら」と、自分にとって都合の良い条件を加えれば、誰だって成功者になってしまう。
しかし、現時点でまだ手探りしているのは、1年前、3年前の時に「目測を誤った」からだ。
自分ならできると思っても、それが達成できていないからこそ、今も昔のままなのだ。
少なくとも、始める前に「期限」を決めて取り組んだのだから、「成果」があって当然だ。
ということは、「条件」や「環境」面で大きな見落としがあったからこそ、結果が出なかったと考えてみよう。
始める前に、もしかしたら「もうワンステップ」加えなければその時の自分には荷が重かったのかも知れない。
「急がば回れ」という言葉があるが、結果を急ぐあまり時間をロスするくらいなら、小さくても確実に「一歩」進むことも大切だろう。
もしも自分の望む希望を叶えている人を知っているなら、その人がどんなプロセスでそこまで歩んで来たのか調べるのも方法だ。
成功者の中には、失敗続きだった人も多く、また思考の切り替えや過去の失敗を繰り返さない努力を重ねていたりする。
つまり、今すでに分かっているような失敗を、今後も繰り返している限り、成功することはないだろう。
目先の得にこだわるのは、それが「得」だと知っているからだ。
しかし、これまでもそんな「得」を得て来て今の結果になっている。
それを変えたいと思うなら、これまで大切にしていた「得」を一度手放し、本当に求める「得」に手伸ばそう。
そのためには、「それが本当の目的」なのかを瞬時に判断することだ。
瞬時に判断できるためには、「大きな目標」とそこに向かう「小さな目標」をイメージすることだろう。
夢が叶わないと思う時に、一気に叶えようとしていたり、そのための小さな目標にさえ近づかないことがある。
どんな夢も、その道のりは地道で、淡々と努力することでしか叶えられない。
偶然に夢を叶えたように見える人でも、それは偶然ではなく、必然にするべき条件を整えて来たはずだ。
そうでなければ、夢は幻であり、短期間に消えて無くなるだろう。
今、自分の周りに残っているものは、長年の歳月を経て勝ち取った「成果」なのだ。
だからこそ今の自分を大切にするべきだし、欠けているものに目を向けるべきだ。
こみちの独り言
介護士として働いて来て、嫌なことや変えたいことが増えた。
しかし、今の環境ではそれを大きく変えることができないから、今も黙々と力で押すしかない。
でもそんな状況も、今まで歩んで来たからこそ気づいたことなのだ。
なんだか「時間をロス」しているように見えることもあるが、そこには自分自身が気づいていない「成果」も隠されている。
ある時に、その価値に気づき、新たな方法性を示してくれるだろう。
まだ想定した「期限」ではない。
だとしたら、もう少しだけ前に進み、何に気づいていないのか探してみよう。