「自由に生きたいの?」だったら起業の方法を考えよう!

起業とは何か?


ひと昔前まで、「起業」は特別なことでした。

専門的なスキルを身につけて、時にはその道の先輩達にノウハウを教えてもらいながら、自分の足で立つことを覚えて行ったからです。

料理人が自分の店を持つまでに10年掛かったとしても、技術を学び、開業資金を準備し、軌道に乗せるまでできたのなら、決して長い道のりではないでしょう。

起業するということは、1年や2年、まして思いつきでできることではなかったのです。

実はこみちにも「起業」していた時期があります。

今も二足にワラジですから、広い意味では「進行中」なのかも知れません。

いつか記事に書いたように思うのですが、広告制作の仕事をしていて、新聞に入っている広告チラシや、パンフレット、冊子、100ページを超えるような洋書も作ったことがあります。

その時に必要だったスキルが、DTPと呼ばれるもので、画像編集ソフト「Photoshop」や「Illustrator」を使うきっかけにもなりました。

パソコンを使う仕事というと、事務系では「Word」や「Excel」が主流だったことを考えれば、色調を変えたり、画面上でイラストを描いたり、写真を加工する仕事はまだまだ専門的な仕事でした。

こみちの場合、その後に3DソフトやCADソフトも覚えて、データベースの設計や構築もできるようになりました。

当時は分厚く高価な専門書を購入して、通勤中の電車内で読み漁っていたことを覚えています。

というのも、入社した時から比べて、1年後には給料が3倍くらいになりました。

しかも、当時の会社の計らいもあって、講習会やソフトの購入などに予算を組んでくれたほどでした。

面白いものやこれから目が出てきそうなことに、先行して取り組めることがさらに良い仕事へと繋がっていきましたし、ヤル気もみなぎっていたことでしょう。

ではそんな環境を「起業」して作れるのかというと、そうは行きません。

資金繰りもありますし、何にどれだけ予算を組むべきかは、経営者として大切は仕事だからです。

「ここにこれだけ掛けるなら、こっちにこれだけ割り振ろう!」と考えるようになるでしょう。

それは、時間に対しても同じことで、1日を単位にしていた人は、午前と午後、さらに1時間単位で予定を組みようになるからです。

起業して「自由に生きること」ができると言うのは、何でも好き勝手にできることではありません。

むしろ、時間やお金に対してはシビアになるでしょうし、将来的な不安も膨らみます。

それでも起業する理由があるとすれば、「自分で考えて行動する自由」を手にれられるからでしょう。

今は起業しやすくなった!


こみちが起業を目指していた時代に比べて、今は学生でもリスクなく起業できる時代です。

それを可能にしたのは、「YouTube」に他なりません。

起業で難しいのは、顧客を見つける営業活動であり、時には先方の都合に合わせて接待ゴルフや飲み会に参加することも仕事でした。

フットワークの良さをウリにしなければ、仕事をもらえなかったからです。

ところが、YouTubeの場合には、一般の視聴者が閲覧してくれれば収益に繋がります。

もちろん、知名度を上げるためには配信ばかりでも行き詰まるでしょう。

それでも時代が変わったと感じるのは、「下積み時代」さえも「収益」に結び付けられることです。

つまり、以前の起業では「プロフェッショナル」しか稼ぐ方法はありませんでした。

しかし、「やってみました!」「挑戦してみました!」と言う設定にすれば、素人が挑戦したらどうなるのかを紹介することができ、さらにどんな工夫を講じることで「プロフェッショナル」になっていけるかも、「収益」になるのです。

料理人だけが起業できるのではなく、サラリーマンが休日に作る簡単レシピでも、主婦の時短テクニックでも、起業化は目指せます。

ただ注意したいのは、すでに飽和状態であること。

ただ作ると言うことでは、見てもらえなくなっています。

しかし、そこでも昔のような「プロフェッショナル」ではなく、「今どきの個性」が求められていることに注目しましょう。

起業に介護経験を組み合わせると…


介護では、テクニックとして「誘導」が使われます。

ベッドに横たわる利用者に、フロアに出てオヤツを食べて欲しい時、「オヤツですよ!」と伝えれば理解してくれる人もいます。

一方で、「食べない」と動くことを拒否する人もいるのです。

本人の自由と言う意味では、一度情報を伝えたら介護士の仕事が完結したとも言えますが、実際には利用者が食べるまでが仕事に含まれています。

つまり、どう声掛けをして気持ちよく起きて来てもらうかがポイントなのです。

最初に雑談を持ちかけるのは、利用者の気持ちや体調を探りたいからです。

「喉渇きませんか?」と言うこともあれば、「カステラ、好きでしたよね!?」と興味を持たせたりもします。

どこまで情報を伝えるべきか、トーンや口調は何が効果的かは、利用者によっても気分によっても違います。

ただ、「黙って起きなさい!!」と言うような接し方はしたくないのです。

商売において、「買いなさい!」と言うような営業方法はないでしょう。

そして、サービスに興味や関心を持ってもらうことが大切なので、広告が使われます。

YouTubeの広告収入もまた、コンテンツをきっかけに出資した企業の広告を見ることに価値が生まれます。

好きなことをするだけでは、事業として成立しないのは当然なのです。

つまり、スキルを使って、誰にとって興味ある内容にするかがポイントです。

料理で言えば、プロフェッショナルな料理人の家庭でも使えるワンポイントテクニックなら興味を惹きます。

さらに、料理できないズボラ主婦の簡単レシピもまた共感を得られるでしょう。

一歩見方を変えて、料理器具の紹介に特化したり、有名店や人気店の盛り付けやレシピを再現するのも異色で面白いかも知れません。

高価でも良いものを求める人がいますし、コスパを優先して「お得感」を大切にする人がいます。

コンテンツを作る際も、より人気を追い求める方向もあれば、人気商品と同等でも価格は半値以下と言う狙いもあるでしょう。

介護に全く関係ないようにも思えますが、実はこれらの要素を組み合わせて「実際の介護」を行っています。

「塩瀬総本家」の饅頭と言えば、東京では有名でしょう。

利用者がそれを知っていれば、「塩瀬の饅頭だったら良いですね!」と言う話題にもできます。

どこから地名や当時の思い出に繋がることもあるでしょう。

いずれにしろ、利用者が食べるくれるまでの流れをどう組み立てるかが介護で問われます。

本当に大切なこと


それは実行することです。

健康をテーマにした番組で、毎回いろんな健康フードが紹介されています。

血管に良いとか、肝臓に良いとか、膝の痛みが緩和されるなど、専門家の意見を踏まえた番組が放送されています。

しかし興味深いのは、観て終わる人が多いこと。

気になって行動しても、次のオススメに気持ちが移った時には、何に効くのか分からなくなってしまうことも多いのです。

つまり、何のためにするのか、したいのかを考えて行動に移すのは思いの外大変です。

身近になったとは言え、起業するのは簡単ではありません。

しかし意識を変えることで、自身の人生観を広げられますし、さらに充実させることにも繋がります。

成功できるかは分かりませんが、「起業」と言う言葉に関心を持ち、自分の将来を豊かにしてもらえたらと思っています。