介護現場の雰囲気になれろ!
同じ介護施設であっても、支援の方法や目的が異なれば「介護のスタイル」が違います。
簡単に言えば、より手厚いサービスと、リーズナブルなサービスのようなものでしょう。
手厚いサービスとは、過剰なサービスとは違います。
何でもしてあげるではなく、よりきめ細やかなサービスが求められるということです。
飲み物を配るというサービスを行うにしても、お茶とは限りません。
また温度や量、氷の有無、さらには提供する際の給仕方法まで、ホテルや飲食店で見るようなスマートさが求められます。
一方で、リーズナブルなサービスでは、省けるところは省き、重要性の高いサービスを目指します。
スピードが求められることもあるでしょうし、素早い判断も必須です。
つまり、初めて介護現場に立ったら、どんな介護サービスを目指すべきかを観察しましょう。
ただ、入職して分かるよりも、施設を見学した時に、介護士と利用者の距離感に注目して、自分が求めている支援に近いか否かも確認した方が良いはずです。
名前を覚えろ!
利用者の名前を一人でも多く覚えましょう。
ユニット介護を実施している場合には、9名や20名など、比較的少数のグループで構成されています。
一方の従来型介護の場合、60名や100名と大勢の利用者と向き合うので戸惑いもあるでしょう。
こみちなりの覚え方は、特徴的な利用者を数名見つけます。
外見的な特徴など「〇〇な利用者さん」と、記憶に残るよう「ニックネーム」を付けるのです。
「〇〇」には、「笑顔の」とか、「歌を歌う」など、その人を思い出せる特徴と関連づけます。
キーパーソンができたら、「グループ化」をしていきます。
キーパーソンの人と同じテーブルにいる人を覚えていくとか、同室の人、同じ介護サービスを受けている人など、独自の「メッシュ」を作り関連させながら覚えてみましょう。
名前を覚える中で、支援するサービスや注意点なども関連させれば、先輩介護士から指示を受けた時にも慌てずに対応できます。
「5w1h」を心がけろ!
5w1hとは、いつ、どこで、誰が、何を、どうして、どのようにと言うポイントを指しています。
介護記録を付ける際にも必須ですが、誰から指示を受ける際にも思い出しましょう。
「お茶を出しておいて!」
忙しい先輩介護士から突然に指示を受けて、「ハイ!」と答えたものの、誰にいつどんな風に出せば良いのか分からないと次の行動に移れません。
そんな時には、少し面倒でも「5w1h」を使って確認します。
こうすることで、忙しい先輩介護士は面倒に感じる反面、「信頼できる後輩だ」とも思ってくれるでしょう。
「何でしなかったの?」「何で勝手な行動をするの?」
そんなお叱りを受けるくらいなら、最初にポイントを押さえておきます。
介護技術を覚えろ!
技術とはテクニックです。
手順と言ってもいいでしょう。
例えばオムツ交換を覚えたいなら、その手順を頭の中で思い出しましょう。
「〇〇さん、こんにちは」
ベッドに横たわる利用者に近づき、挨拶するところから場面をイメージします。
掛け布団をめくる前に、利用者にどんな声掛けをするのかもシュミレーションしましょう。
さらに、着衣を脱がせて、オムツを交換する流れも、右手でどこを、左手でどこをと、具体的に想像します。
また、洗浄する行程では、声掛けや器具の使い方、おしぼりを使用するなら、どんな風に当てがうのかも予行練習しておけば、実際に現場でも慌てません。
また、先輩介護士の様子を見学する時も、イメージとは異なる方法で行っていたりするでしょう。
「右手で押さえるですか?」
より具体的な質問は、より的確なアドバイスにも繋がります。
施設によっても方針が異なりますが、割りに早くから業務を担わせる現場では、数回の同行を経て自分一人で行うこともあります。
「オムツ交換ってどうするんですか?」
初歩的なことから説明が始まると、手順くらいを教えられた頃には先輩からのアドバイスが受けられなくなり、自己流になることだってあり得ます。
そうならないためにも、最初の説明は自分で補い、大切なポイントをしっかり確認できるようにしておくことも重要なのです。