介護現場はいつも通り!?

コロナウイルスが蔓延する中でも


こみちの勤務する介護施設は、ある意味でいつも通り運営されています。

施設に入所している利用者たちも、多少の不満はあるものの、大きなトラブルは見られません。

ただ、個別に見れば、1か月以上も家族との面会が禁止されていて、心細い状況が続いているのは確かです。

それでも利用者たちはよく笑ってくれますし、みんなで楽しい時間を過ごせているのは本当にありがたいことだと思います。

先月入職した新人介護士は…。


先輩介護士の育成宣言もあって、こみちが直接的に今回の新人教育に加わることはありません。

一方で、先輩介護士からの指導も落ち着いたのか、新人介護士を連れて教育する姿も見なくなりました。

今朝は、そんな新人介護士を含めたシフトとなったのですが、まだ時間毎に何をしなければいけないのか把握できていない様子で、フロア内をウロウロする姿を見かけます。

こみちが新人だった頃、早々にタイムスケジュール表を自作し、時間毎に作業内容を書き出しました。

そうすることで、先輩介護士が作業をドンドンこなしても、1つくらいは自分でもできる仕事を見つけられたものです。

この様子では、これから3か月経っても作業全体を把握できずに、言われた仕事をこなすだけの人になってしまいそうな予感です。

実は、同じ部署に配属された介護士の中で、少なくとも2人が自分から率先して仕事をしません。

シフトによっては、その日何をしたのだろうかと疑問に思う人がいるのも介護現場なのです。

少ない配員の時も大変ですが、動かないスタッフが多い時も別の意味で大変です。

介護現場はこの先も変わらない!?


介護現場では、スケジュールに合わせて多くの介護士が黙々と仕事をしています。

時には利用者たちに寄り添い、そこで笑いもあって、介護士としてのやりがいにも繋がります。

介護士が利用者に寄り添い傾聴するためには、周りの介護士がさらに頑張るか、その介護士が自分の仕事をいち早く終わらせるしかありません。

今日の勤務でも、配員はとても多かったのに、こみちが自由になる時間はほとんどありませんでした。

出勤してから休憩を挟んで終業まで、やりたい仕事があちこちにあって、それをこなすだけで時間が過ぎてしまいます。

こみちの勤務する施設の場合、レクリエーションの担当者はなんとなく決まっているのですが、前に出るのが嫌いな介護士は何かと別の仕事を長引かせて開始時間が来ても顔を出しません。

まぁ、いつもその手を使う先輩介護士も多いですし、後輩介護士でも「自分がやります!」と前には出たがりません。

誰だって人前で話したり、歌ったりするのは緊張するものです。

しかし、自分が担当なら、覚悟を決めるしかないでしょう。

急いだけれど、時間に間に合わなかったというケースは、周りでも絶対に分かります。

今日も、普段は「施設の介護支援」にいろいろ評論したがる介護士が担当でしたが、姿を見せることはありませんでした。

時間になっても前に出る人がいなかったので、こみちが話すことにしました。

誰かが始めたのを知って、遅れて現れるというパターンはいつものことです。

「悪いなぁ!」などと言ってくれたりしますが、次回も同じことの繰り返しです。

ある時なんて、その先輩介護士が昼食前の体操をしてくれて、夕食時に誰かからまた担当者に指名されたことがありました。

「昼を担当しました。こみちはしてないよね!?」

そんな風に担当を拒否するのです。

確かにその介護士の言ったことに間違いはありません。

しかし、日中の作業ではかなりの部分をこみちが担って来たつもりです。

それでも、その人の「公平」を保つ意味で、昼と夕では担当者を変えることになったのです。

「お願いできる?」というものではなく、「して当たり前」という雰囲気の中でこみちが利用者の前に立つことになりました。

あまり、自分が勤務する施設の不満を紹介するのも気が引けますが、「リアルな介護現場」を伝える意味で、介護現場の参考になればと思っています。

介護士の給料がなかなか上がらない理由があるなら、もう少し仕事量に対する評価も加えて欲しいと思います。

そうでなければ、全体を把握しながら急いで熟す介護士と、のんびり気ままに動いている介護士がほぼ同じ単価であることに納得できないからです。

より質の高い介護を目指したくても、それが単に個人の好みとして捉えられてしまうのでは、モチベーションに繋がりません。

別の施設ではどんな風に介護サービスを提供しているのだろう?


最近、別の施設での対応に興味があります。

今、勤務している施設もアットホームで良いのですが、作業量に不公平感があったり、仕事を覚えない介護士が一定数いたりと、改善点もいくつか見られます。

老健の特徴である幅広い利用者の対応にも慣れて来たので、今後は例えば「有料」のように介護保険制度の枠を超えたサービスの提供を行う施設を経験してみたいと考えてます。

また、障がい者支援という方向も興味があります。

高齢者介護とは根本的に異なり、自身の強みを生かしながら未来を作っていく支援にはこれまでとは異なるやりがいを見つけられると思うからです。

そうは言っても、施設の運営方針や働くスタッフの気持ちや目標によって、こみちが描いているような方向性を目指しているとも限りません。

さらには、コロナウイルスがこれからどれくらいで終息するのかも分からないので、しばらくは今の施設に勤務を続けながら、今後の活動を模索したいと思っています。