介護職を考えるなら「初任者研修」は是非とも
施設介護の場合、無資格でも働くことができます。
しかしながら、利用者に直接触れるような介助は差し控えるべきでしょう。
つまり、そうなると、折角の介護職でありながら、介護に関わる部分から外されてしまいます。
当然、報酬面でも低く試算されることになるので、「初任者研修」や「実務者研修」が不可欠です。
男性の方で本格的に介護職を目指すなら、「実務者研修」を受けておいた方がいいでしょう。
両者の違いは、介護福祉士の受験資格が得られるか否かに関わってきます。
現行の介護保保険制度は、「介護福祉士」におもむきをおいていて、そこからそれぞれのキャリア形成が行われると言ってもいいくらいです。
コロナウイルスへの対応策も考慮して
これから転職を始める場合、「初任者研修」などを受けて欲しいところですが、介護未経験者は通学制で知識や技術を実際に見て学ぶのが理想です。
しかしながら、通学制で実務者研修を修了するには約半年の期間が必要となり、それが行える環境下にあるのかがポイントです。
少なくともゴールデンウィークが終わる5月上旬までは、コロナウイルスの状況にも注意が必要でしょう。
転職を急ぐあまり不本意な仕事に就くのも、中高年の場合は避けたいところなので、懐具合が許すならば5月に「緊急事態宣言」の解除を待ってから本格的な屋外活動に移りたいものです。
しかし、今から5月まで「緊急事態宣言」が出ているからと何もしないで過ごすのはもったいない時間の使い方です。
そこで、できれば「実務者研修」、可能なら「初任者研修」がどこでいつから開催されるのかインターネットなどで確認しておきましょう。
また、介護未経験者にオススメな施設として、「老人介護保険施設」があります。
介護を担う介護士ではありますが、実際の業務では薬や体温測定など、利用者の健康管理にも深く関わります。
その意味では、施設内に在籍する看護師との関わりが介護をより深く知ることになります。
その意味もあって、業務としては幅広い対応が求められますが、「介護老人保険施設」が側にないか調べておきましょう。
仮に介護老人保険施設が見つからない場合には、「デイサービス」や「グループホーム」などもオススメです。
デイサービスは、自宅に暮らす高齢者が決まった日時に施設内で過ごすサービスを提供しています。
介護士たちは元気よく明るい人柄の方が多く、レクリエーションが豊富なのも特徴です。
歌ったり、ダンスをしたり、みんなでゲームをしたりして、低下しやすい心身機能の維持や回復に努めます。
もちろん、介護士の基本スキルとなるオムツ交換や入浴介助などもあります。
しかしいきなりすぐというよりも、施設に慣れてきた頃合いを見て、段々と仕事を覚えていくことになるでしょう。
こみちも人前で話したり、歌ったりするのが苦手でしたが、毎日のように大きな声を出すので慣れてしまいました。
介護は自分も楽しむことが大切なので、下手だからどうしようと考えるよりも、どう一緒に楽しめるかを考えた方がいいでしょう。
グループホームは、認知機能が低下して、今まで普通にしていた行為ができなくなった利用者が多くいます。
できなくなったこともありますが、できることも多いので初めて介護の仕事を始めるなら仕事は覚えやすいでしょう。
特にオムツ交換の頻度が少ない傾向で、老健やデイサービスに比べて、時間に追わせた忙しさは少ないかも知れません。
もっとも、施設によっても状況は異なるはずで、一概には断定することはできません。
また、個別の対応に興味があるなら、訪問介護という選択肢もあるでしょう。
他に、特別養護老人ホームや有料老人ホーム、サービス付き高齢者住宅なども施設もあります。
目指すべき介護スタイルによって、オススメの施設も変わるのですが、未経験者ということであれば、もっともオールラウンドに幅広い利用者と関われるのは老健ではないかと思います。
初任者研修や実務者研修を受講すると、施設の種類や特徴を早い段階で説明してくれる機会があるでしょう。
その段階で決定する必要はありませんが、介護施設はとても種類が多いので、早い段階で自分の進むべき方法が決められると、就職先も早く見つけられるはずです。