令和元年の全国平均は900円超!?
首都圏では1000円を超えることもある最低賃金。
つまり、人を雇うならそれ以上の時給を支払わないといけません。
実際に最近の求人を見ると、1000円どころか1200円を超えるケースが珍しくないほどです。
一方で、介護職の報酬はというと、もちろん「最近時給」はクリアしているのですが、サービス残業や早出などを含めると「ん?」ってなることもあります。
特に常勤スタッフ場合、施設運営に関わる委員会にも参加するなど、何かと仕事があるので、どこまでしっかりと業務時間内に含められるかでも「単価」は変動します。
現職の介護士であるこみちの意見としては、「60歳を超えてから」を考えた時に介護職の経験が生きてくると思うのです。
30代まで、50代までと、年代ごとに求人数や内容、条件が異なります。
どうしても年齢を重ねる度に、仕事探しは簡単ではなくなります。
もちろん、資格を持っていたり、経験が豊富だったりして、雇用や独立に困らない人もいるでしょう。
そんな恵まれた人は、ある意味でどんな風に生きていったとしても問題はありません。
しかしながら、こみちのように、特に優れた才能もなく、社会経験でもアピールポイントが少ない人は、中高年の時にキャリアを形成しておくことが大切です。
例えば、あるショッピングセンターの求人募集で、時給1250円の仕事があったとします。
仕事内容は、レジ打ちや商品の品出し、発注までというものです。
介護職としての経験なら、その時の職場を離れたとしても、別の施設で評価されるはずです。
しかしながら、品出しやレジ打ちの経験はもちろん大切な技術なのですが、別の店舗では経験者として扱われても、そこで報酬アップが期待できるかは個人の売り込み方も関係するでしょう。
雇用したい企業がどんな人材を求めているのかを理解して、そのためのスキルを身につけてアピールできる人なら、個人でも十分に活躍できると思います。
「品出しならできそうだなぁ」と思って面接を受けるという人が多いはずで、面接でのやり取りの中で詳しい仕事内容を知るのでしょう。
理想を言えば
相手の要望の合わせるスタイルから、自身の強みを活かして働けるスタイルに移行させたいのです。
そうすることで、自身の得意な分野で仕事ができますし、さらに覚えるとしても初めからではありません。
中高年になって、初めて尽くしの職場はそれなりに肉体的にも精神的にも負担が大きいからです。
オムツ交換や入浴介助までしても、一般的な求人募集と同額程度だとしたら、「やはり介護職は安いなぁ」と思います。
こみち自身としては、時給換算なら1500円くらいが妥当だと考えています。
しかしそのためには、フロアの見守りができるのはもちろん、事務仕事から利用者への声掛けなどもカバーできる視野の広さが不可欠です。
どうしても介護職と言うと、オムツ交換をしていれば良いと言うふうに思いがちですが、一つの仕事だけを延々と続けるだけでは報酬アップは期待できません。
今後、機械化が進めば、個々の業務も少ない負担で補えるようになるでしょう。
しかし、全体を把握して、必要な仕事に気づき対処するのは介護職の仕事に変わりないからです。
言うなれば、介護職だろうと、異業種だろうと、言われた仕事をこなしたり、維持管理するだけでは「強み」とはなりません。
フロア内や売り場の雰囲気を演出し、心地よいサービスをどう提供できるかに意識が向かなければいけないからです。
そこに到達するまでは、オムツ交換などの作業をひとつずつ着実にマスターしなければいけませんが、それは通過点であって最終的な目標ではありません。
思うに介護職なら経験を重ねて、フロア内の維持管理を担える立場も夢ではないですし、技術面での専門家になることも可能です。
もちろん、異業種でもそれは可能なのですが、介護職の魅力として挙げることができます。