就職だけが方法だけではない!?
転職を考えた時に、自分のこれまでのキャリアを見直すことも増えて来ます。
また、新たな資格や経験を加えて、より良い結果に繋げたいと思うこともあるでしょう。
一方で、「転職」を目指す理由にも注目しなければいけません。
と言うのも、「転職」の目的が収入の確保にあるとすれば、それ以外の方法にも視野を広げて見る価値があるからです。
転職以外の方法として思い浮かぶのは、「起業」かも知れません。
しかし、自分で起業することが想像できなかったり、何となく大変そうと思ったりするでしょう。
その原因は、「起業」を漠然としたイメージで捉えているからかも知れません。
「ビジネス」の基本型
ビジネスと聞いて、職場の仕事を想像する人は、「仕事=雇われる」というイメージなのかも知れません。
しかし、ビジネスとは、サービスや技術を依頼に合わせて提供することなので、現場仕事だけでなく、営業や契約、納品やアフターケアなど、多岐にわたります。
さらには、コスト管理や資金調達、人を雇う場合には保険なども加わるので、確かに一人で担うのは大変そうです。
それでも、ビジネスの基本型を再考することには意味があります。
というのも、起業は、営業からコスト管理までを絶対に自分で行う必要がないからです。
特に、営業や契約、納品の類いは、営業マンと呼ばれる人が得意としている分野ですし、人を雇う場合には総務の経験者、保険の部分や財務の部分も社会保険労務士や税理士などの専門家にアドバイスを受けることも可能だからです。
ここで大切なのは、「自分にはできない」と決めつけることではなく、「どういう形であればできるのか?」を探ることなのです。
極端なことを言ってしまえば、飲食店を経営する場合でも料理が全くできないオーナーだっています。
それでもオーナーになれるのは、「自分がビジネスに対してどう向き合うのか?」を知っているからでしょう。
資金があるというのもその1つですし、ノウハウや人脈が使えるのもポイントの1つです。
要は、全部を担おうとしないで、先ずはどこが自分の得意なのかを知ることです。
中小企業に基本型
誰もが耳にしたことのある企業の多くは、大企業と呼ばれる大きな会社でしょう。
一方で、国内の大半の会社は中小企業だと言われるほど、「中小企業」がさまざまな分野で活躍しています。
大企業がネームプライドを売りにしているなら、中小企業は得意部分の品質管理で力を発揮しています。
例えば、ノートパソコンという商品を売りたい時、各パーツを組み立てれば「パソコン」そのものは作れますが、品質やサポートなどが受けられる方が会社で使う場合には都合が良いのです。
もう少し触れると、サポートやアフターケアが便利だとしても、それにもコストが掛かります。
計算式で言えば、コストが少ない方が利益となるので、サポートやアフターケアも極力抑えた方が良いように思います。
ところが、サポートなどがサービスとして無くならない理由として、「長期的な視点」と「税制面の優遇措置」が挙げられます。
正社員を雇用すると、容易には解雇できません。
そうなれば、臨時スタッフの方がコスト削減につながるとも言えます。
しかしながら、中長期的なビジネス展開を視野に入れると、そこでシッカリと責任を持って働いてくれるキーパーソンが不可欠です。
まさに正社員という雇用は、そんな意識を持って働いてくれる人たち。
プラス面もたくさんあるのです。
また、福利厚生や必要経費というのは、会社の財務経理を行う際に計上できるコストです。
個人とすれば失われるだけの金額ですが、会社とすれば利益を生み出す功労者なのです。
その意味では、ある程度の経理に関する知識があると、個人と会社の違いも見えてくるでしょう。
それはつまり、転職ではなく、起業したら何がどう変化するのかを知ることにもつながります。
これから「YouTuberになる!?」
起業の1つとして、YouTuberがあります。
動画コンテンツを制作して、国内だけでなく世界中の人々に閲覧してもらうビジネスモデルです。
一般の会社を作るなら、どんな業界のどんな仕事にするのかから選ばなければいけません。
しかしYouTuberなら、動画コンテンツを作ることは決まっていて、その内容を検討するところから始まります。
その意味では、一般企業を立ち上げる場合に比べて、YouTuberの方がやるべきことが明確だと言えます。
一方で、明確になる分、他の人も同じようなことをして、売上を伸ばしているので、「差別化」するのは大変でしょう。
誰にも「起業しやすい」ということは、それだけ競合になるということです。
その意味では、何が何でもYouTuberを目指すというよりも、自分の強みが映像化に向いていて、差別化しやすいと判断できた場合に適している時期を迎えたのかも知れません。
それだけ、YouTuberはたくさんいますし、起業してしっかりと売上を伸ばすには市場の分析も必要になるからです。
しかし、そんなことも「起業」のセオリーであり、自身の強みが映像制作だからこそ、YouTubeを使うのが好ましいのでしょう。
何が何でもという考えではなく、他の分野で強みを発揮できるならそこに向かって準備した方が成功率は当然上がります。
やることが誰にでも分かりやすい部分はYouTubeの大きな魅力ですが、転職して稼ぐ場合を超えるためには、しっかり分析も必要です。
中小企業の魅力
YouTube で似たようなコンテンツが増えてしまい、今さら参入しても埋もれてしまいそうな気がします。
そうならないためには、「独自の視点」が不可欠です。
では中小企業でも「独自の視点」を考えているのでしょうか。
もちろん、「0」ではありませんが、中小企業の多くは、すでに存在する自社の強みをベースに、大企業が作り上げたサービスや商品の製造工程や進化など、ニーズに対する改良点を特に注目しています。
1から作ればできることは誰もが知っています。
しかし、それをいかに手間を掛けないで作れるかもまた、ビジネスなのです。
大手では全てを賄わずに、部品として中小企業に発注することも珍しいことではありません。
その意味では、より品質の高い技術力を備えれば、大手1社に限らずにもっと幅広い企業と取引だってできます。
例えば、「冷凍なのに生麺ような食感の商品」を開発できれば、その食材をいろんな会社に販売することができるのです。
その意味では、何がなんでも映像化というYouTuberに比べて、自身の実力を発揮しやすいでしょう。
得意が合致する人は、悩むことなくYouTubeが便利なのですが、それ以外にも方法はたくさんあることも事実です。
個人的な目論み
自身で料理をする人や店舗経営をしている人なら、営業ツールとして「YouTube 」を使うのは得策でしょう。
絵本作家が絵を描くシーンは、なかなか見られるものではないので、多くの人が興味を持つはずです。
ただ紙と鉛筆がドアップになった絵面よりも、作家の横顔や制作現場の雰囲気まで盛り込まれていると、ファンはより共感を覚えるはずです。
例えば、いきなりYouTube という一手ではなく、介護の経験で便利なアイテムや、選び方、使い方をプロ目線で紹介できれば、差別化につながるでしょう。
その意味で、「転職」先を決める際に、「今後の展開」として「映像化」を視野に入れて職探しして見るにも面白いかも知れません。
知りたいけれど、個人ではなかなかそこまで経験できないという領域があると、強みになるからです。
このように、ビジネスの基本型を考えることで、これからの仕事探しも有意義になるでしょう。
希望通りの仕事が見つかれば言うことはないのですが、それが難しい場合にはちょっと視点を変えて、映像化というキーワードでも考えたら面白いはずです。