介護施設は女性が中心!?
一説によると、介護施設で働く男性と女性の比率は、1対9とか2対8と言われています。
つまりほとんどの介護士は女性で、男性介護士は圧倒的に少ない存在です。
だからこそ、男性介護士が施設で働く場合、自身の居場所を作ることも大切になります。
利用者だけでなく女性介護士にも
介護施設で働く男性介護士は、とても優しく見えます。
利用者に応対する仕事なので、当たりが柔らかくなるのは自然なのかもしれません。
また、利用者に対して優しいのは当然だとしても、女性介護士にも気を使う必要がありそうです。
かつてあった男性中心の会社とは大きく異なり、女性の上司や同僚と施設運営の根幹を女性たちが担っていることも珍しくありません。
つまり、男性介護士は、入職時から「こぎれい」な雰囲気を意識しましょう。
ヒゲや髪などボサボサで伸び放題という格好は、介護施設に適しません。
スッキリとした印象になるように、身だしなみから整えましょう。
男性介護士に回ってくる業務
介護施設とはいえ、介護だけが仕事ではありません。
例えば、電球交換や戸の建て付けなど、ちょっとした作業が「お願いします」と回って来ます。
また、建物周辺の草刈りや庭木の剪定などもお願いされるかもしれません。
もちろん、お願いを全部聞く必要はないのですが、女性中心の施設だからこそ「男性に頼みたい仕事」があるのです。
壁や天井に季節の飾り物をしたり、重い荷物やゴミ捨ても男性介護士に回って来ます。
さらには、朝昼晩に行う体操でもニーズが高まります。
不平等だと断れば…
考え方として、女性介護士だけでもそれらの仕事を全部回せます。
しかし、あえて「男性介護士」にお願いしているのはなぜでしょうか?
実は男性介護士に役割を持たせることで存在意義を見出し、施設内での立場を作っています。
「なんでオレがしないといけないの?」
もしも男性介護士がそう問いただしたとしたら、「ごめんなさいね。〇〇さんならと思ったの…」と笑顔で謝ってくれるかもしれません。
しかし、その後はなんとなく輪から外れた存在になり、自身で黙々と仕事するしかなくなることもあるでしょう。
特に入職してまもない新米介護士なら、仕事を覚えるまでは何を優先するべきかしっかりと見極めた方が良さそうです。
男性を立てる女性と男性を利用する女性
男性にもいろいろなタイプがいます。
女性も同様です。
介護施設で働く女性はとてもバイタリティがあります。
イベントの企画や創作までこなし、利用者やその家族が喜ぶようなもてなしまでやってのけます。
男性であるこみちが同じようにできるのかと言われると、「ちょっと無理かも…」と尻込みしてしまいます。
そんな女性介護士たちですから、「男性に仕事を押し付けたい」と思っているよりも、「男性介護士の居場所」を作っていると考えた方が良さそうです。
また、親しくなれば、「イヤだよ!」と言っても「ダメかぁ!」と問題になりません。
ところが、女性介護士の思いに気づかずに一方的な「損得勘定」をしてしまうと、結構ドライな態度で返ってきます。
もちろん、介護理念や利用者中心の介護を考えることも大切ですが、施設内で働く女性介護士がたくさんいるだけに、「男性介護士」としてのポジションも検討しておきたいものです。