キャリアアップが必要な理由

受験浪人する意味


高校生が大学受験に挑戦し、第一希望の大学に合格できれば良いのですが、第二希望や第三希望の学校になってしまうこともあるでしょう。

その際、人によっては大学進学を一旦保留し、予備校に通って来年度の受験で返り咲こうと目論むかもしれません。

時は常に流れているもので、たった1年、365日ですが、遅れを取ったことに変わりはありません。

ある小説に「一本遅い電車が特急ということもある」と息子に言い聞かせるセリフもありましたが、とても稀なケースだといえます。

仕事にも言えることですが、納期を守ることが大前提で、品質はその後の話しです。

納期を守らなければ、後でどんなに上等にできても評価されることはありません。

それがビジネスでの常識でしょう。

つまり、ある大学に進学するためだけに、1年遅れたら、ある人から「自己管理できなかったんだね」と言われても仕方ないでしょう。

まして、1年後に合格できたならなおさらそう思われます。

ではキャリアアップとは何でしょうか?


キャリアアップとは、自己の成長を裏付けるものです。

例えば、第一希望の大学には合格できなかったとしても、第二希望の大学でしっかりと資格やスキルを身につけて社会人となり、さらに幅広い知識や技術、有益な人との出会いの中で成長し、その後を見据えて「成長」をキャリアアップというのでしょう。

すなわち、たとえ第一希望の大学に進学しても、その後キャリアアップしなかった人は、段々と市場での価値を失います。

なぜなら、誰だって成長して今以上の仕事をして、高い報酬を得たいと思っているはずです。

さらに言えば、苦痛だけでストレスの多い仕事よりも、クリエイティブで創造的な仕事なら面白みも倍増するでしょう。

ところが、自身を磨いていないと、相手からも望ませませんし、仕事からも必要とされません。

結果的に、面白くない仕事を受け持つことになり、「仕事って退屈だなぁ」と感じてしまうのです。

どう工夫し、自身も成長していけば良いのかを意識し始めると、「時間ってあまりないなぁ」と思うでしょう。

浪費的な時間の使い方を嫌うようになり、少しでも時間を有効に使いたいと思うようになれば、「キャリアアップ」に意識が向き始めている証拠です。

つまり、仕事探しをする時でも、「月給がいくらなのか?」よりも「どれだけ成長できるだろう?」が大切です。

「御社の経営理念に共感していますが、実際にはどんなビジョンがあるのでしょうか?」

そんな質問を採用担当者に聞いてみたら面白いでしょう。

その時、もしも興味を感じることができたら、その会社で貴方はやりがいを感じながら輝けるはずです。

一方で、どこにでもありそうな平凡な答えが返って来たら、待遇やネームバリューに魅力がなければ、入社しても長く続かないかもしれません。

それくらい、「キャリアアップ」は私たちの人生に密接なものなのです。

高卒者は大卒者に勝てるのか?


電車での帰り道、車内で「大卒者に勝ちたくて仕事を頑張ったんだ!」と話している男性がいました。

皆さんは、高卒者が大卒者に勝てると思いますか?

大切なのは、大卒者が高卒者に勝てるのかとは考えないことでしょう。

つまり、高卒者と大卒者を比べること自体が無意味だと思うのです。

いまなら、社会人になってからでも大学で学べますし、大学以外の分野で貴重な経験を積むことだってできます。

なのに「高卒者が大卒者に…」と思っていることが勿体ないと思うのです。

場合によっては、大卒者を使える立場になるのも答えでしょう。

キャリアアップしない大卒者も勿体ないですし、学歴コンプレックスがあるならリカバーすれば良いだけです。

単純に職場の仕事だけを何個こなしたからで、どっちが凄いかを話し合っても結論は出ないでしょう。

「処理作業」は現場経験でこなせるようになりますが、「創造的な仕事」はバックボーンがないとできません。

同じ仕事でも、求められるスキルが異なります。

それを混同してしまうと、仕事ができるとは何かが分からなくなってくるでしょう。

AIが発達する近未来、間違いなく「処理作業」はロボットが担います。

その分野だけの仕事をしている人は、仕事を奪われるかもしれません。

実際には、奪われるのではなく、その時から「創造的な仕事」を求められるようになるだけです。

つまり、スキルアップを続けないと、「仕事を奪われる」存在になるのです。