施設選びは入居する場合だけではない!?
介護職として勤務する場合、求人情報サイトを利用することもあるでしょう。
基本的な情報は記載されているものの、さらに気になるポイントが明記されていないこともあります。
そこで、利用者として入居する場合に限らず、介護施設が公開しているWEBサイトなどをチェックしましょう。
介護施設の提供サービスに大きな違いはない!?
介護施設の評価で目にするのが、「入居金や月額料金」、「看護士や介護士の対応」さらに「食事やレクリエーションの充実」です。
現役介護士の立場から判断すれば、こみちの場合、1人の介護士が同時に対応できるのは多くても3人まで。
それ以上になると、極端に対応が遅くなってしまいます。
よくサポート力を表記する際に「介護士1名が何人の利用者を担当するか?」を職員体制比率として「数値化」することがあります。
例えば、「利用者2名に対し職員1名」といった具合です。
また、職員1名とは、常勤換算を用いていて、週に40時間働く人をスタッフの総労働時間から算出します。
パート勤務で週に20時間働く人が2名いれば、「常勤換算で職員1名」としてカウントされます。
つまり、総利用者数が100名の施設で職員体制比率が「2:1」であれば、常勤職員が50名在籍している状態です。
さらに、1回の勤務時間が8時間とすれば、単純に7日を3交代制で運営すれば、約2名から3名で100名をサポートしている状況です。
もっとも、食事や入浴など、人手が必要な時間帯にスタッフを多く配置するなどの工夫をして、いつも3名だけで担当しているわけではありません。
しかし、1人の介護士が33名の利用者を担当しているとなれば、個々の利用者に多くのサポートを提供するのは不可能です。
そこで、「日中にどれくらいのスタッフが働いているのか?」「夜間帯にはどこまで減るのか?」も確認しておくのもポイントとなります。
色とりどりの食事
施設で暮らす利用者にとって、「3度の食事」はとても楽しみのイベントです。
管理栄養士がカロリーや栄養素をそれぞれの利用者に合わせて管理し、調理師によって食事が作られます。
嚥下と言って、食べ物を飲み込むことが困難な利用者もいるので、通常の食事に他に刻み食やミキサー食なども対応します。
施設によっては、外部に委託することでコスト削減を行うこともありますし、自社内で調理することで個性的で魅力ある食事に力を注いでいます。
介護士が関わるのは、主に飲み物の提供と配膳や下膳でしょう。
施設によっては、味噌汁などを介護士で調理することもあります。
見取りケアについて
利用者の多くは要介護の認定を受けた人たち。
何でもできる自立した利用者の方が少数派です。
つまり、何らかの支援を求めていますし、場合によっては施設内で「人生の最期」を迎えることもあるでしょう。
そんな最期を施設内で迎えるサービスが「見取りケア」です。
多くの施設で対応しているサービスですが、場合によっては「要相談」となっているケースもあります。
一般的には看護士の業務になるので、介護士よりも看護士の対応次第で可否が決まるサービスともいえるでしょう。
このように、施設の特色をWEBサイトでも確認できますが、それでも分からないことや確認したいポイントはあります。
介護士として、報酬面だけでなく、日常業務で「どんな風に支援が行われているのか?」を実際に確認しておきましょう。
そのためにも、施設見学は大切です。
施設の新しさや豪華な設備も、それを活用できるスタッフが整ってこそ。
介護士としてやりがいを感じられる職場か否かが重要です。