中高年の仕事選び
これまでに十分な実績がある人の場合、求人サイトなどを活用して、より自分のスキルと報酬に見合った企業を探すのがオススメです。
また、新たに自分をアピールできるような資格を取得できた場合にも、資格の特性と今後の進展を考えて会社を選びましょう。
そして、これまで十分な実績も資格もない中高年で、「未経験」や「中高年歓迎」といったキーワードから仕事を見つける場合には、「キャリアパス」という考え方があることを知って欲しいと思います。
キャリアパスとは何か?
こみちが「キャリアパス」という言葉に触れたのは、介護士になる研修を受けていた時です。
簡単に言ってしまえば、「キャリアパス=仕事のステップアップ」となるでしょうか。
現実的な話として、こみちのような中高年が今すぐに仕事先を見つけようとすれば、新聞折り込みの地元求人広告や、ネットの情報、ハローワークなどが思いつくはずです。
先にも触れましたが「未経験」「中高年歓迎」というキーワードで仕事を探す場合、どちらかというと「正社員」よりも「派遣」や「パート・アルバイト」が多いでしょう。
採用する企業とすれば、中高年のイメージは若い頃よりも体力や集中力が低下し、老眼の場合には細かな文字や作業が苦手だと想像します。
となると、若い頃よりも職種や働き方に制限が設けられ、どうしても自分の働きたい職種や条件に合うような仕事と巡り合えないことも増えてきます。
そこで、一発に全部を満たそうとするのではなく、「段階的」に望む仕事に近づいていくのが、「キャリアパス」の目的です。
少し介護業界のことを紹介すると、介護施設の多くは24時間356日稼動していて、そこで働く介護スタッフはシフト制勤務となります。
一方で、無資格からも始められますが、研修を受けることで知識や技術の幅を広げれば、同じ仕事内容でも「資格手当て」がもらえます。
介護業界は、自己流よりも正しい介護技術を推奨しているので、研修や資格にとても前向きです。
そのために、介護の研修を受けると「キャリアパス」という制度を学び、働きながらも自分自身をアップデートしていく意識が芽生えます。
仮に介護業界以外だったとしても、「未経験」や「中高年歓迎」で見つけた仕事の中で、新たに「経験」や「資格」を得て、ステップアップできないかを検討してみることをオススメします。
例えば「警備員」というと「中高年」からでも始められるイメージがありますが、実は担当する業務によって細かく「資格」が分類されています。
つまり、未経験の新米警備員と、幅広い知識や資格を持ったベテラン警備員では、役割も報酬も異なるのです。
また、就職した仕事でキャリアパスできない時でも、働きながら「資格」を取得して、その後に希望する仕事に転職することも方法です。
警備員以外では、清掃や営業、飲食業などは比較的「未経験」「中高年」のキーワードでも求人募集を見つけられます。
報酬や勤務形態を見比べながら、キャリアパスしやすいのかも検討しましょう。