キャリアアップを実現して行くために
皆さまの最終学歴は「大卒」でしょうか。それとも「院卒」。または「高卒」や「中卒」という人もいるでしょう。
20代までの話で言えば、高卒と大卒の違いは就職先での役割にも現れます。
高卒の場合には、製造の部署で現場経験を積み、大卒の場合には本社でのデスクワークを担当するというような違いがあります。
例えば高卒で工場に配属されると、30代までに自身のグループを持ち、さらに必要な資格もどんどん取得して、「あのラインなら、ここまでの数字が出せる!」というような「組織が構築できたらいいでしょう。
大卒で本社勤務するのであれば、社内の懐事情や将来の展望、国内外の市場や経済状況など、グローバルな視点で「数字」を動かせるとやりがいも広がります。
とは言え40代を超えて転職すれば、扱う商品が異なっても工場内の様子はどこも似ているように思えますし、何カ国も訪れたことがあっても、億単位の取引を個人で行うのは難しいでしょう。
「何ができますか?」と聞かれた時に、取得した資格や携わった過去の仕事なら話せるものの、自分の強みや価値がどこにあるのかは、中高年になるほど曖昧になってきます。
自分ができることに価値があるのか?
例えば英語を少し話せたとしても、それが日常会話だけではビジネス英語は難しいでしょう。
若い頃に担当した商品の製法なら覚えていても、その原材料をどこから輸入していたのかになると知らないことがちらほらと出てきます。
そう考えると自分はあまり物を知らないなぁと思えて来て、「これなら自信を持ってできる!」と言えないのです。
多くの常識人は自分で限界を作る?
ビジネスで大成功を収めた人でも、最初から全てを持ち合わせていたわけではありません。
チャンスや風向きも味方につけ、その人が持ち合わせていた「強み」とそれを補うさまざまな要因が融合して大きなビジネスを成功へと導きました。
つまり、成功体験を聞いた人が、同じように行動しても成功者になれないのは当然のことなのです。
知識が豊富になると、ビジネスのリスクと成功率が予測できるでしょう。
仮に1%の成功率でも成功できる人がいますし、50%の成功率で失敗する人もいます。
掴めるか否かは、「運」や「器用さ」「人間性」など、チャンスを掴み取る強さが必要です。
一途に突っ走る時ががいい場合と、熱くなりすぎないのがいい場合もあって正解はありません。
常識が増えると、成功例と同時に失敗例も頭に入り、やがて挑戦さえもできなくなって一般論を雄弁に語るようになってしまいます。
全てができないといけないのか?
若いサラリーマンなら、いろいろな経験を積んで、幅広いスキルを身につけたいと思うかも知れません。
極端な話、自分でできるようになるまで時期を遅らせるくらいなら、できる人を集めて絶好の時期にチャレンジした方が成功率はあがります。
つまり、なんでも自分ができることは成功者の秘訣ではなく、「決断時期」を見極めることこそが成功者に近づける方法です。
YOUTUBEでは、一般人の日常生活をルーティンとして紹介する動画が人気だそうです。
帰宅して寝るまでのルーティンや、勉強している時のルーティン。
本来ならそれ自体に大きな価値がなかったことでも、見せ方や意図を見つければ「成功体験」に変わります。
意味がないとか、価値がないと言ってしまえば、そのチャンスには乗ることができません。
自分なりのこだわりが強ければ、自分に合ったチャンスが来るまで成功者にはなれないでしょう。
コンサルタントの役目
コンサルタントが評論家と違うのは、あるビジネスの一般的な評価ではなく、成功策を考えている点です。
無意識にできるようになった人は、自身の価値に気付いていないこともあります。
もちろん、そのままではビジネスにはなりませんし、収益も出ないでしょう。
しかし、演出にひねりを加えたり、プロセスに物語性を持たせられると、隠れた特技が花開くかも知れません。
その演出をコンサルタントが行います。
つまり、何を加えれば良いのか。何と合わせれば価値が増すのかを工夫することがポイントです。
一般的なテクニックも不可欠ですが、常識だけでは判別不能なビジネスチャンスが増えて来たのも最近の特徴でしょう。
特に中高年の場合、何らかの強みを気づかないまま放置しているかも知れません。
欠けているものが、それを発揮させる場所だったり、ボリューム感や磨き込みだったりします。
地域や季節が関係していたり、規模や仲間が必要だったりするかも知れません。
自身がコンサルタントとして隠れた才能をプロデュースしてみましょう。
高齢者や障がい者の支援でも同じ!?
支援を受けることが増える高齢者や障がい者。
しかし、彼らも単なる常識人を目指す必要はないでしょう。
苦手を克服する意識よりも、強みを磨いてより人間味を出していければ、知らなかった人たちと交流できたりして、さらに可能性が広がることもあります。
楽しむ姿が誰かにとって価値あるものになるかも知れませんし、チャレンジする姿に勇気をもらうこともあるでしょう。
あれこれと考えて動かないくらいなら、歩き出してみるくらいで良いのです。
できないことに悩むなら、できることを増やして行くくらいが理想です。
好きなことや得意なことがあるなら、コンサルタント次第で「生涯の仕事」にだってできるかも分かりません。
どうチャレンジして行くのかが、これからの工夫するべき部分です。