先ずは介護職員初任者研修を受講しよう!
できれば、未経験は「通信コース」よりも「通学コース」がオススメ。
なぜかというと、「介護」の仕事は「経験者」から聞くのが分かりやすいから。
教科書的な知識も必要ですが、現場に出るとどうしても知識との「ギャップ」に戸惑います。
研修では、介護士の基本となるトランス(移乗とも言いますが、利用者をベッドや車イスに乗せ替える介助)を学びます。
力任せでは、男性でも難しく、最悪の場合には腰などを壊してしまうでしょう。
長く勤めるためにも、介護士の体を壊さない基本技術を知っておくことが大事です。
約2ヶ月の期間で学ぶ介護職員初任者研修は、介護の基本知識と技術を駆け足で学べるコースです。
コレだけは絶対に知っていて欲しいという内容だけをギュッとまとめたコースと言ったら分かりやすいでしょうか。
もっとじっくり根本から学びたいのであれば、「実務者研修」があります。
こちらは6ヶ月と、介護職員初任者研修の3倍。かなり長い期間、じっくりと学びます。
特に違いは、介護職員初任者研修が「介護現場」を意識した内容になっているとすれば、実務者研修は「介護業界」を視野に入れた教育プログラムとなっています。
まずは介護施設で働きたいと考える人は、介護職員初任者研修から学ぶのがいいでしょう。
介護職員初任者研修で身につけたいこと
ポイントを3つ挙げるとしたら、「介護支援の目的」「介護支援の方法」「介護スキルの大切さ」になると思います。
「介護支援の目的」では、利用者となる高齢者や障がい者の日常生活を支えるという意味を改めて考えて欲しいと思います。
「介護支援の方法」では、利用者を支えたいと思っても、具体的に何をどうすれば良いのか分からなければ、支援することはできません。
そこで、支援する際の注意点やコツを「講師(=経験者)」からたくさん聞いて欲しいのです。
本当に些細なことでも構いません。
「手をどこに置けば良いのか?」とか、「どこをどう見て食事するのか?」など。
特に自分がされる側になって気になることを質問してみましょう。
最後が「介護スキルの大切さ」ですが、1つは「介護職員初任者研修」から「実務者研修」、さらに「介護福祉士」へと続くステップアップです。
また、個々の介助方法以外にもたくさんの方法があって、その目的や用途によって使い分ける必要があります。
言うなれば、介護の引き出しをたくさん作ることで、いろいろな利用者に対応できるようになります。
先ずはワンパターンを完全にマスターしましょう。それが、「介護職員初任者研修」での目的です。
施設選びと施設見学
介護の基本知識が身につけられる「介護職員初任者研修」を修了すると、介護施設をたくさん見学しましょう。
初めて見た施設で、研修中とのギャップを感じるかもしれません。
しかし、数カ所を見学している内に、「介護施設」のイメージができるはずです。
また、施設ごとの強味や課題点も分かってきます。
そこで自分が必要とされるか、自分がやりがいを感じられるかで施設ごとの評価をしてみましょう。
介護職員初任者研修でポイントに挙げた3つ、「介護支援の目的」「介護支援の方法」「介護スキルの大切さ」は、面接の際に施設に確認してもらいたいことであります。
「どんなことに注意して介護支援に取り組んでいるのか?」や、「介護支援のスキルアップにどんな取り組みをしているか?」など、面接官がどんな目線で介護を見ているか聞いてみましょう。
あまりに理想論的だったり、教科書的な答えだったりする場合、もしかすると初任者研修で学んだ知識や技術を活かせないかもしれません。
いくつもの施設を見て回り、自分がやりがいを感じ、必要とされる施設を見つけましょう。
新年早々に介護職員初任者研修を受講すれば、3月中には「介護職員」として一歩を踏み出しているはずです。