長く勤めたい施設は一回で見つける必要なし!?
まず知っていて欲しいのは、介護未経験者が自分に合った施設を見つけるのは困難だということ。
その理由は、報酬面や労働条件、職場の雰囲気や育成プログラムの有無など、判断するべきポイントが複雑あり、いずれも省くことができないからです。
こみちが思うのは、未経験者なら介護士として仕事を教えてくれる環境があるかどうかということ。
身につけた介護の基本は、どこの施設に行っても無駄になりません。
また、オムツ交換ならどれくらいの時間が必要となるのか、何人くらいなら体力的に受け持てるのかが自分なりに分かってきます。
そうなったうえで、報酬面やスキルアップなどを目的に転職活動する方が失敗しないでしょう。
つまり、1年から3年をめどに、仕事を覚える目的で施設探しをしてみましょう。
そう考えると、施設選びも自ずと介護的なケアが必要とされる職場になります。
介護支援と言っても、手厚いサポートと必要な(介護度の高い)利用者が多い施設や、医療的なケアにも触れられる施設は、覚えることも多いので大変です。
しかし、同じ1年だとしても学べることは多岐にわたるでしょう。
仕事ができないのに、楽な仕事を求めるのは本末転倒です。
未経験の業界であれば、一定期間は努力も必要です。
そこを避けてしまうと、仕事の楽しみも分かりませんし、介護仕事が好きにならないでしょう。
介護現場をよくするのはスタッフの意識
雰囲気にいい職場は、自分に自信のある人が多いと思います。
引き出しが多いので、トラブルが起こってもリカバーできるチャンスも多いのが特徴です。
そんなスタッフがいる職場は、ちょっとしたことが起こっても安定していて、外から見ると「楽しそう」だったり「明るく」見えたりします。
実際、笑顔で仕事ができるのは、無理に笑っているからではなく、相手とのコミュニケーションを大切にしながら自分の任務をやりがいを持って果たるからです。
一方で、悪い職場は、他人へと依存が強く、「自分が楽になること」が価値基準となります。
面倒な仕事を分担して熟すという発想はなく、新米や気の弱いスタッフに押し付ける風潮になり、真面目なスタッフほど退職してしまいます。
つまり、悪い職場はさらに悪い流れとなり、離職率にも現れます。
面接時に「何年くらい働く人が多いのか?」や「辞職した理由は?」、「施設の目標とその理由」などを質問してみるといいでしょう。
もしも1年で辞めてしまうとしたら、その理由を面接官がどう理解しているかが重要です。
理由によっては、自身が入職した際に同じようなことで悩む可能性もあります。
そこで、しっかりと理由に向かい合っている施設であれば、今後に期待できるかも知れません。
施設見学は絶対にしましょう!
ポイントはスタッフと利用者の表情です。
笑顔で接していることが大切ですが、作り笑いでは意味がありません。
また、馴れ馴れしい態度やフランク過ぎるのは要注意です。
できるなら、時間帯を変えて何度か見学しましょう。
見学を快く思わない施設なら、そこには理由があるはずです。
特にこだわりがなければ、別の施設を見学しましょう。
理想は入職後に新人研修が受けられる施設!
人材不足の施設では、業務中に新人教育を兼ねるケースもあります。
しかし、教育担当者がその時々で変わる場合には、マニュアル等があるのかがポイントです。
なぜなら、介助方法に一定のルールがなく、人によって異なる介助をしている可能性があるからです。
そんな施設は全体目標が不明確で、スタッフの意識も統一されていません。
ある程度介護のスキルが身についていれば、働きやすいかも知れませんが、新人の時に選ぶべきではないでしょう。
技術を自分で身につける積極性が不可欠です。
介護福祉士までのスキルアップに支援が受けられる施設なら加点できます。
テスト前に社内外の勉強会に参加できたり、定期的に研修が設けられているなど、介護技術に取り組んでいるのは、自身の成長につながります。