年末年始の介護現場

クリスマス飾りも終わり…


数日前までクリスマスツリーやサンタクロースの衣装で持ちきりだった介護現場も、今はすっかり年越し準備に合わせた飾り付けになりました。

天井からは大きな凧をぶら下げて、壁には金と銀でできた扇が飾られています。

そして、デイサービスで使っていた鳥居を手直しして、年明けには出入り口に設置して初詣気分を利用者に味わっていただこうという企画も進行中です。

一方で、職員の異動や退職も密かに進行していました。

こみちの勤務している介護施設は、老人介護保健施設の他にデイサービスも運営しています。

さらに言えば、近隣地域にも同様の施設が数か所運営されていて、時折スタッフの配置換えが行われます。

また、介護施設の悩みとして、入職3年未満での離職が問題視されていますが、当施設でも12月をもって退職することになる介護士や看護師が複数名いるようです。

人事に関する情報をいち早く掴める立場にはいないこともあり、こみちが知るのは退職当日や退職後というケースも少なくありません。

さらに、介護職に馴染めなかった人の他、スキルアップを目指す人、さらには自宅での介護を行う人など、さまざまな理由で施設を去ります。

特に、入職半年未満の若手や、現場のリーダーとなる経験3年以上の中堅が、新たな仕事先を選んで辞職してしまったのは残念です。

もっとも、介護士は3年以上の実務経験を得て、「介護福祉士」を目指すこともあるだけに、「3年以上」の経歴をどう過ごすのか検討しましょう。

3年間、1つの施設で勤務するのも方法ですし、複数の施設を渡り歩いて自分に合った施設を探してみるのも方法です。

一方の看護士の場合、出身校の系列となる大学病院、その後はもっと少し小さな診療機関、さらにキャリア10年を超えた頃に老健などの介護施設などへと転職するようです。

キャリアアップの意味では、看護士が卒業後に老健を選ぶのは稀で、むしろ専門的な経験を得る意味でも、さまざまな治療を実践している規模の大きな医療機関を経験することが重要になります。

その意味では、介護士が勤務の合間に准看の資格を取り、そのままキャリアアップの形で継続勤務する選択もあるでしょう。

看護士に比べて、准看には制限もありますが、こと老健でも勤務であれば、介護士でも看護士でもない准看護師が案外ほど活躍できます。

こみちの勤務する老健でも、20代の若い看護士が退職しました。

老健と医療機関では扱える治療法も異なりますし、キャリアアップを考えると、老健に長居することもないでしょう。

もしくは、老健の主となって、看護部長を目指すというのも一案です。

新年を迎える頃には


こみちの配属先にも、新しい介護士の加入が決まっています。

噂によると、介護福祉士ではないようで、夜勤帯勤務を行わないスタッフだそうです。

人材確保が難しい業界なので、新たなスタッフの増員は喜ばしいことですが、「人当たりの良さ」以上に「仕事をこなせる突進力」を求めたいと思います。

年始の3日間、スケジュールが変更になり、入浴などのサービスが中止となります。

また、期間中は利用者の中にも自宅や親戚宅で過ごす人もいて、施設内の人員も減らせれます。