「0」から始める転職ガイド

公的サポートを知る!?


転職や就活を始め前に、「環境整備」が必須です。

これから仕事探しをするとなると、新聞広告の求人紙や転職サイトなど、思いつく方法はいくつかあるのですが。

特にこのブログでは、40代や50代のミドル世代を中心に仕事探しをサポートしていますが、例えば20代の方でも参考にしてもらえる「着眼点」が見つかると思います。

今の若い世代を詳しく知らないのですが、こみち自身の体験を紹介すると、「転職先は自分で見つけるもの」と思い込んでいました。

希望年収もそうですが、職種や勤務形態なども同様で、まずは自分がどうしたいのかを考えて行動して来ました。

もちろん、それで満足できる就職先に出会えたらな、それは「結果オーライ」でめでたしめでたしな話です。

しかし、中高年になると「年齢による選別」が行われ、自分が希望しても結果を得られないケースが増えてきます。

つまり、若者世代と同じ手法では仕事先が見つからないことも多いのです。

それをカバーできるのが、求人紙や転職サイトなどで、多くの方が結果を得ていることでしょう。

しかし、中高年の仕事探しでは、「活動期間」に限りがあることも多いはずで、もう少しじっくりと探したい時でも早急に結果を出すしかないケースも増えて来ます。

それは、養うべき家族や、ローンなど、毎月必要となる「経費」も気になるところだからです。

そこで、公的サポートにもしっかりと注目しておきましょう。

その代表格が、国から支給される「給付金」です。

これは「雇用保険」に加入していたことで受けられるサポートになります。

一般的な会社であれば、毎月の明細書に「雇用保険〇〇円」と千円前後の金額が引かれていたはずです。

詳しい説明は別の機会に回すとして、継続して1年以上加入していれば、「雇用保険」制度を利用することができて「給付金」を受けられる条件となります。

もっとも、「自己都合」と呼ばれる「自分の意思で辞職した場合」には、給付まで一定期間が必要なので、「給付金」そのものに大きな期待するのは賢明ではありません。

なぜなら、中高年の場合、たとえ数ヶ月でも転職期間が長引けば、それだけ「結果」を得られない可能性が増えてしまうからです。

「なぜ、就職活動しなかったのですか?」

面接でブランクが長いと質問されることになり、返答次第では採用を逃してしまうことも考えられます。

さて、「雇用保険」にはもう一つ見逃せない制度があって、「職業訓練」または「ハロートレーニング」という名称で、就職に関連する知識や技術をサポートしてくれます。

民間でも技術を教えてくれる会社はありますが、「給料(給付金)を受けながら学べる!」ところに公的サポートの強みがあります。

中高年の場合、どうしても月々の経費が気になり、急いで次の仕事先を決めるという流れがあるだけに、自身に合った仕事をじっくりと探せる余裕がないからです。

しかし、「職業訓練」の制度を利用できれば、これまで選択肢に入らなかった職業や職種からも仕事探しができるので、今度のキャリアプランを見直せます。

では「職業訓練」の詳細を確認してみましょう!


職業訓練校は全国の都道府県に設置されているので、今回は「東京」を例に紹介してみましょう。

訓練には、「無料コース」と「有料コース」に分かれていて、さらに応募者の年齢制限もあります。

中高年の場合には、「年齢制限なし」または「おおむね50歳以上」が該当するでしょう。

大きな括りとしては、「機械」や「建築」、「電気」の分野。さらに、「印刷」「ファッション」、「介護」「調理」「メンテナンス」など、幅広い職種をサポートしています。

もう少し詳しく見ていくと、「機械コース」では工業製品製造への就職先を目指す「CAD」や、プレス金型設計などを目指す「金型加工」の技術者、または「溶接」の技術を得て、自動車などの造形企業を目指します。

「建築コース」では、建築設備(給排水や冷暖房の設備の設計)に必要な知識を得たり、屋外広告のデザイン製作を学べるコースもあります。

また、測量や空調機の設置保守に必要な知識を学べます。

さらには、リフォームや内外装の仕上げなどに関する技術を学べるコースなら、就職だけでなく独立開業のチャンスもあるのではないでしょうか。

「造園コース」では、公園等の緑地や竹垣などの工作物に必要な知識と技術を得られます。

卒業後に重機の免許を取るなどすれば、さらに活躍の幅も広がりそうです。

「電気コース」では、電気工事に関するコースもありますが、設備の管理保全に必要な知識を学べます。

国家資格である電験3種の興味がある人なら、コースの詳細を確認しても面白いでしょう。

「ファッションコース」の中では、「製くつ」が魅力的です。

このコースは実際に革靴を作るコースで、基礎知識を身につければ、その後の展開で面白くなりそうです。

「介護コース」は中高年の定番でしょう。

このブログでも介護業界について紹介しているので、他の記事も参照してもらえたら嬉しいです。

「調理コース」「ビルクリーニングコース」も中高年の定番です。長く働ける業界なので、今のうちに知識や技術を集中的にマスターするのは賢明です。

こみちならこうする!?


職業訓練で何を選択するかはとても重要です。

もちろん、興味ある分野を選ぶのが基本でしょう。

しかし、「職業訓練」を利用する利点は、自分自身の幅を広げられること。

可能性を増やせるところに意味があります。

そこで、今のうちに専門知識を修得し、その資格で活躍したいと思うなら、「ビルメンテナンス」の業界がどうでしょうか。

もっともオススメは、「電験3種」を取って電気設備の保守管理を担う仕事に就くことです。

電験3種は簡単な資格ではありませんが、理系科目を苦手としない人には無駄にならないはずです。

もしくは、「ビルメンテナンス」に関する技術を覚えて、清掃会社に就職することです。

屋内作業も多いはずで、コツを掴めれば長く働ける業界でもあります。

センスに自信が有れば、「屋外広告」の分野や、「製くつ」なども面白いでしょう。

年齢制限の関係で難しいですが、東京の職業訓練では「家具などを製作するコース」もあるので、将来的に独立開業を考える人にもオススメです。

さらに、「造園コース」は、屋外作業ではありますが、樹木などの知識を身につけ、設計や現場と幅広い活躍が可能です。

職業訓練の良いところは、就職につながる知識や技術を得られること。

ついつい月収だけで選んでしまいそうですが、知識や技術による裏付けができることで、自身の方法が定められ、さらに今後どのような知識や技術を加えていけば良いのかも分かるでしょう。

継ぎ足しのスキルではなく、関連性あるキャリアにすることで、長く働ける環境を手に入れられます。