介護士が取得したいオススメの資格

中高年の転職実情


40代50代になって感じることは、これまで何度か受けてきた「面接」時の変化です。

特に中高年の男性なら共感してもらえると思いますが、「長々とした説明」は好まれません。

一般的な面接では、面接室で担当者と向かい合いと天気や季節の話題など軽い雑談から始まります。

面接される人は履歴書や職務経歴書を差し出して、「よろしくお願いします」などと伝えるでしょう。

履歴書に目を通す時、年齢や出身地、最後の勤め先など、面接される人の大まかな特徴を探します。

「初めて挨拶した印象」に、これらの「特徴」がプラスされて、「面接される人」の評価がほぼ決定するでしょう。

もしも、この時点で「不採用」を決めたなら、ほとんど雑談で終わります。

採用を決めかねている場合、「何か質問はありませんか?」と面接される人の「アピール」を問うこともあるでしょう。

その際、「給料は?」「ボーナスは?」「休みは?」という質問ばかりになってしまうと、残念ながら採用を逃してしまいます。

特に介護未経験者の場合、「入職後のプラン」や「介護職に対する前向きな質問」は、加点対象になるでしょう。

例えば、「オムツ交換をしたことがなく、自分にもできるのか心配です!」と問いかけたとします。

施設担当者は、入所後の「新人研修」や「フォローアップ研修」があることを紹介したり、自身や他の入職者の場合を教えてくれるかもしれません。

こみちの個人的な見解を伝えれば、未経験者が採用をもらえるか否かは「担当者の直感」に響いたかどうかだと思います。

もちろん、そこには「履歴書や職務経歴書」が有効です。

年齢や出身地など変えることができない内容は仕方ありませんが、「資格」などの特徴や特技は伝えやすいアピールポイントです。

器用な人なら1ヶ月でできることも、未経験者は3ヶ月掛かるかもしれません。しかし、どんな人でも一定水準までできるようになるのが「介護」だと思います。

言いかえれば、「入職のチャンス」を与えられないのは、「面接」で大きな間違いをしているかもしれません。

自慢話や前職での活躍など、面接時にあえて知りたい情報ではないでしょう。また、「なぜ、そんな仕事を辞めてしまったのだろう?」と疑問や疑念を抱かせます。

「資格」は中高年の武器


面接時、自身のことをアピールできる時間は数分です。

「強み」はコンパクトに伝えるのが基本。そんな時、やはり「資格」は便利なアイテムです。

また、「将来の展望」や「入職の動機」を伝える際にも、「資格」が裏付けになります。

介護に入職するのであれば、取得資格がどう関係してくるのかも紹介できると好印象です。

介護系なら「介護福祉士」だけど

入職には、「介護初任者研修」と「実務者研修」が基本です。両者に違いはありますが、「介護の基礎」を知っているという意味ではアピールポイントになるでしょう。

しかし、実際に入職すると、学ぶべきことがたくさんあるので、「これから成長していきたい!」という姿勢が大切です。

将来的な展望を考えると、「介護福祉士」から「介護支援専門員(ケアマネジャー)」を目指すのが基本になります。

介護福祉士が利用者の身の回りのケアを担当するのに対し、介護支援専門員はケアの計画を医療関係者や機能訓練士、利用者家族など、利用者に関わる人たちの間に立って活躍します。

そのため、未経験から介護支援専門員になるには最低でも8年掛かるので、中高年にとっては年齢が大きなハードルです。

そこで、介護資格にプラスの発想も大切です。

介護は利用者の生活に関わる仕事。つまり、利用者の日常生活を思い出してみましょう。

「髪の毛」「住まい環境」「調理」これらはどれも重要なキーワードです。

髪の毛であれば、「理容師」や「美容師」の資格があります。確かに、人気の美容師として活躍したいなら有名な店舗で実力をつける必要があるでしょう。

しかし、「介護系」では高度な芸術性よりも「基本のテクニック」が求められます。その意味では、学びやすい資格と言えるでしょう。

住まい環境も利用者の生活に大きな影響を与えます。建築士のような国家資格があれば良いですが、「福祉住環境コーディネーター」資格を取っていると「住宅改修の理由書」を作成することができます。

公的な介護サービスは、介護保険制度により運営されているので、公的な支援を受けながら自宅改修を支援してもらうにはこの「理由書」が重要です。

福祉住環境コーディネーター以外にも、建築士や介護支援専門員(ケアマネジャー)が行えるますが、新たな展望を目指す意味では価値があるでしょう。

調理といえば、「調理師」です。衛生面の安全性が問われる仕事なので、介護同様に基本知識が求められます。

施設での調理に関わることもできますが、訪問介護士として働く際にもアピールポイントになるでしょう。

さらに大きな一歩!


髪の毛、住まい環境、調理といったサービスは、介護支援の大きな柱でもあります。

介護現場を知っていることで、さらにどんなサービスが必要なのかも分かるでしょう。

そして、しっかり経験を積めば、「独立開業」を目指すことも十分に見えてきます。

特に「訪問美容」などは、ワンボックスカーがあればどこでも活躍できるので、中高年の方に適しています。

このような展開が可能になるのも、介護の現状を経験しているからです。

どっぷりと介護系を進むのもありですが、介護系に別の資格をプラスして活躍の糸口を見つけましょう。