過去の職歴が介護現場で活かせるらしい!?

介護の仕事と保育の仕事を比べてみると


介護の対象者は、多くが65歳以上の高齢者です。また、介護施設に入所している70代前半は若手と言っても良いほどでしょう。

つまり、介護を必要としている多くは、今や80代や90代といった人生経験豊富な方々なのです。

一方で、保育の言うと何歳くらいを想像するでしょうか。

こみち自身は、小学校に入る前の子どもたちを連想します。年齢としては、3歳くらいから6歳になるまでの子ども。

これからさまざま人生経験を重ねて、将来、社会で活躍していく未来人です。

皆さんは、高齢者と子どもの違いをどう感じますか?

こみちは何歳だからということで判断するのではなく、その人が持っている人間性が重要だと思っています。

日常生活を振り返ってみれば、自分よりも年上だとしても、何となく敬意を払えないなと感じてしまう人がいます。

逆に幼い子どもであっても、「随分としっかりしているなぁ」と思える人もいます。

こみちは、子どもが実体験による経験が大人に比べて乏しいだけで、人間性はすでに身についていると思っています。

3歳児は、まだ3年しか生きていないのですから、幼児性やワンパターンになってしまうのは仕方ないことでしょう。

言い換えると、必要な経験を重ねさえすれば、人間的にも成長していく可能性を秘めています。

つまり、単に若いというだけで軽く扱われるべきではないし、長く生きている人には年の功があると考えます。

実際、ある部分では介助が必要となった利用者でも、全く別の話をするとこみちが知らないことを教えてくれます。

そんな人たちを介護や保育するということは、仕事をしている我々の意識も見合っていなければいけません。

少なくとも、相手を蔑ろにするような気持ちがあっては良い仕事には繋がらないでしょう。

営業の経験がこみちに教えれてくれたもの


こみちには、過去に多少ながら営業の経験があります。

営業の仕事は、正しいか間違いかが重要なのではなく、相手に役立つか否かが問われます。

もっと言えば、相手が想像している一歩先二歩先を読み取らなければ高い評価を得られません。

目の前で、3歳の園児が積み木で遊んでいました。

「そんなのではダメだ!」

すぐに否定して、やり方を教えたとします。

従順な子どもなら、こちら側に気を使って教えてくれた通りにしてくれるかも知れません。

しかし、その子どもが気づいたり、発見したであろう可能性は封印されたことになります。

大人が考えたアイデアは、これまでの人生経験から導き出されたものです。

ある意味では世間から評価される答えかもしれません。ただし、斬新さや独自性があるのかは微妙です。

結果を急ぐあまり、ある時期から伸びなくなってしまう典型的なケースでしょう。

つまり、自分の価値観だけを基準にするべきではなく、相手が欲した理由を理解しようとしなければ新たな発展は望めません。

介護の場合も、介護業界だけで修得するのは無理があります。

実際、介護施設で働く若い介護士の中には、介護業界しか知らない人もいます。

利用者の気持ちに寄り添えと言われても、想像できないのも無理はありません。経験が伴わないからです。

「1」を聞いて「10」を知ることができる人は良いのですが、普通の人は意図的に意識して分かってきます。

本当に介護の経験を積みたいなら、絶対に異業種の経験を済ませておくべきです。

つまり、先に異業種を知っている中高年は、介護でもその経験を活かせます。

介護の知識や技術は、後からでも働きながら身につきます。

やはり、相手を想像する力は、いくつかの異業種で働くことが近道です。

1つの業界だけでは、気づかないことも多いのです。

過去に身を置いた業界での成功や失敗が、人間性を高めてくれます。

介護現場で利用者の気持ちを深い所まで目を向けられるのも、介護士に魅力的な人間性が身についているからです。

介護業界に転職して、今となっては以前の業界経験が役立っています。