自宅介護にも欠かせない「介護用ベッド」

介護用ベッドを使おう!


一般的なベッドに比べて、介護用ベッドには便利な機能がたくさん装備されています。

例えば自宅での介護をする場合でも、床に布団を敷くよりも介護用ベッドが便利です。

その1つは、ベッドの高さを変化させられること。

高さを変えられるようになることで、介助する人の身体的な負担(特に腰痛予防)を軽減できるでしょう。

また、介護用ベッドの中には、背上げ機能の他、足元を上げる機能もあって、ベッド上での食事や、下半身の血流対策など、介助を必要とする人にとっても便利です。

こみちが介護用ベッドを初めて見たのは、介護の研修を受けた学校でした。教室の一角に置いてあり、どこが特別なのか、便利なのかも分かっていなかったくらいです。

しかし、介護の実習や実際に介護施設で介助をするようになって、介護用ベッドがどれだけ便利なのか分かります。

特に介護用ベッドの高さ調節は、車椅子からベッド、又はその反対にベッドから車椅子に移乗させる時に無くてはならないものです。

介護技術の1つに「移乗」がありますが、これを安全に低負担で実践するためにも、ベッドと車椅子の高さを調節することがポイントだからです。

ベッドを安全で快適に使うために


介護用ベッドには、高さ調節機能があると説明しました。しかし、介助される人がベッド
に横たわっている時、ベッドの高さが高いままだと転落した際に大けがをするかも知れません。

つまり、介助する時は、介助する人の腰の負担を考えて高さを調節し、通常はできるだけ低床で使うようにすると、危険性を抑えることにつながります。

また、介護用ベッドには、背上げと、足元を上げる機能の両方があって、ちょっとした工夫でさらに快適さが増します。

そのポイントは、背上げを行う時でしょう。

ベッドを横から見ると、どこから背上げされるのか分かります。また、足元の場合も同じで、どこが上がるのか確認できます。

つまり、身体のお尻部分をベッドが動かない部分に合わせることが大切です。

この確認を忘れてしまうと、寝ている人が違和感を覚える場所でベッド面が上下してしまいます。

さらに、上半身を上げる時は、足下を先に少し上げておくと、足元側に身体がズレ落ちしません。