お久しぶりの投稿ですが

 こみち家の現状

在宅介護は、介護施設などで行うサービスとはまた異なる難しさがあります。

ただ、当たり前のことですが、本人が健康的な生活を送ることができなければ、年月が経過すると体力がガクンと衰えてしまいます。

特に食べることができない、億劫になると、筋肉などを作るタンパク質やミネラルも偏り、不足するので、動けない体になってますます活動量が低下する悪循環です。

ではこみち家の場合、どうだったでしょうか?

昨晩、改めて父親が歩いている様子を見ましたが、もう一人で屋外を歩くことはリスクが高すぎる状況です。

屋内だったとしても、一度に歩ける距離は補助具なしでは100mも危険かもしれません。

事実、朝だけだった失禁が夕方でも起こるようになり、尿意を感じない、または感じてもトイレまで間に合わないという状況です。

それに対して母親は激しく怒るのですが、感情的になっても何も解決できないことも介護の特徴なので、先にも触れました食事や運動をどう上手く取り入れるかを検討するしかありません。

ただ、よく食べて、運動もして、そんなアドバイスだけで改善できる段階ならいいですが、歩くことも難しくなっている現状を考えると、デイサービスの回数を増やすことを含めて、根本的な対策が必要です。

ここに至るまでの経緯として、母親は夕方に小腹が空くだろうと、ほぼ一日運動らしい運動をしない父親に菓子パンを与えていました。

夕飯が出来上がる15分前だったりもします。

当然ですが、父親はお腹いっぱいで食事量も減ってしまいます。

一方で母親がなぜそのようなタイミングにパンを与えてしまうのかも実はしっかり理由があります。

母親はもう料理という料理ができません。

実は料理ってタイミングがとても複雑な作業で、同時にいくつものことをしないと上手くできない行為なんです。

だから高齢者になると、その行為がストレスで段々を料理できなくなってしまうのです。

一方で、老けたとは思いたくない気持ちも強く、父親の介護もできるんだと思った時に、買い与えるという行為に繋がるんです。

ここが在宅介護の難しいポイントで、こみちがそれでは栄養が偏るよとアドバイスしても、母親にすればまだまだ自分はできるという象徴なので、非難されることはものすごく傷つきます。

そんな背景もあって、自然に任せていたのですが、感想としてはかなり老けました。

デイサービスの回数を増やすのも、できそうな選択肢から選んだ話ですが、実際には父親のために家族がさらにどこまで時間や労力を費やせるかという話です。

デイサービスも1回が2回になれば、コストは倍になります。

リハパンも夜間だけではなく、日中でも使えば、それも倍。

パンでは栄養が偏るからと介護食のサービスを利用すると、一食数百円としても、一日一食をそれに変えると月額で1万5000円くらいは負担が増します。

それだけで月間、3万円程度になるでしょうし、医療費も含めると、金銭だけではなく、通院の送り迎えなど、家族の時間も当然に削られます。

しかし、母親が菓子パンを与えることがやめられないのも、悪い習慣かもしれないと見直すことができないことが一因です。

今日はいい。明日も大丈夫。でもそれで一年後も続けて問題ないとは限りません。

変化が起こった時に、方針を細かく見直すかどうかで、介護の効果は大きく変化します。

でもここでポイントは、いい介護が全てではありません。

家族が納得して迎えた今なら、それはそれで受け入れることも必要です。

家族がぼろぼろになるほど頑張っても、迫る寿命に抗うことはできません。

だからこそ、どう本人と家族が納得して毎日を過ごせるかが大切だと思います。

知らないままだったら、それはもう知らない方がいいんだと思うんです。

もっとあの時に方法があったのにと後悔しても、戻ることはできませんから。