「感情」を探れない時「エンパス」は苦しい

 両親の理解し難い言動

正直なところ、両親と接するのは大変です。

お願いも聞き入れられませんし、彼らは自分たちの価値観でしか行動できないからです。

「お願いだから、コレはこうして欲しい」

例えば、「ゴミ箱の上にコップを置きっぱなしにしないで!」

蓋つきのゴミ箱に何か置きっぱなしになると、ゴミを捨てたい人は放置されたものを処理しなければいけません。

使ったままのコップなら、洗うかどうかを考えなければいけなくなります。

元々、依存体質な両親は、全体の数%だけ絡んでくることが多くて、途中で放置するような行為が本当に目立ちます。

その度にエンパス気質なこみちは、考えて状況を理解しようとするのですが、やはり彼らの意図が理解できません。

ただただ面倒な人でしかないのです。

実はこみちたちの洗濯は午前4時半に洗濯機を回していて、その間に朝食を作り、作り終えると洗濯物を干すと言うのが流れです。

元々は午前7時に洗濯機を開放し、母親が彼らの洗濯を始めていました。

ですが、7時前に待たれてしまうので、6時半になり、6時になり、最後は4時半なら被らないだろうと言うことで、そんな早くに回すようになったのです。

ですが、5時半に母親が洗濯機に脇に自分たちが洗うカゴを置き、待たれてしまいました。

こみちは歯磨きをしていたのですが、やはりそんなプレッシャーが負担で、だから被らないようにして来たのですが、母親はじわじわと相手の領域に入ってくる気質です。

母親には天然っぽいところがあって、それが場を和ませることもあるのですが、基本的には理解に苦しみます。

「そんな風にせっつかれると落ち着かない!」

そう伝えても、母親は理解できません。

むしろ、「ゆっくりやっていい」と言うのです。

でも洗濯物は脇に置いてあると言うこと。

エンパス気質なこみちには、自分のテリトリーに異物があると、それを理解しなければ落ち着きません。

急いでいないならわざわざ目の前に移動させなくても…と思ってしまいます。

でもこれは洗濯物の話だけではなくて、全てのことが母親の行動で混乱します。

今、洗濯機に自分たちの洗濯物を入れて、でもつけ置きしたいのか回す訳でもありません。

時には9時とかくらいまで動かさないこともあります。

そして、洗濯物を干す作業もラジオを聴きながらなので、1時間近く掛かるのですが、その間に洗面所も使えなくなります。

なので、気軽に先に使ってとも言えなくて、空いている時間に済ませることが唯一の解決策になっています。

父親にしても、母親にしても、口を開いて面倒になることしか言って来ないので、話しかけるられて嬉しいと言う反応にはなれず、「何?」と困惑したような態度しか出せていません。

米を炊いて、朝食も作り、食べるだけにしても、使った皿がそのままにされていたり、洗いものがシンクに置いたままだったり、一見して途中になっていることがばかり目につきます。

おまけに、作った朝食を全く食べずに捨てたりしてあるんです。

汗だくで時間も使って作っても、気に入らないと捨てて、自分たちが選べる立場でいることが幸せを感じることらしく、相手や周囲に尽くされることを強く求めるところがあります。

かと言って、母親の行為は中途半端ですし、多くは自己アピールの一端になっていて、その続きを促すために行われていると感じます。

「こんな中途半端にして、どうするんだ?」

家中のあちこちに半端になったものがあり、何かしたい時に片付けをしないと始められません。

それが面倒で仕方ないくて、光景を見ただけで反射的にストレスになっています。