見かねて親に注意したら「全面拒否」に!?

 人参10本、ピーマン3袋…

買い物を担当している母親に、肉と魚を買って来て欲しいとお願いしています。

昨今の物価高もあるとは思うのですが、同じお肉でもタレ付きなどで、価格が抑えられたものしか買って来ません。

炒め物しかできないと思うこみちもダメなのですが、どうしてお願い通りできないのでしょうか。

耳が遠く、それが原因なのか少し認知機能の低下している母親は、元々の負けず嫌いな性格が変な状況で現れて、「じゃあ、やらない!」とでも言うのか、昨日は父親の惣菜を買っただけで他は買っていませんでした。

みなさんは、人参をたくさん使う料理って何を思い浮かべますか。

カレー、肉じゃが、きんぴら…。

ピーマンになるとさらにレパートリーに困ります。

それを連日一袋ずつ買って来るので、無理矢理に炒め物にしてしまうのですが、母親は父親用にタラコやミニパックの惣菜を何種類も常備しているので、作っても食べないという流れができています。

しかも、両親が先に食事をするので、残り物をこみちたちが食べるのですが。

作った味噌汁も気に入ればかなり飲み、気にいらないと残しているという感じで、こみちだけでは食べ切れないので残りが多くて具だけ食べて捨ててしまうこともあります。

以前は朝に味噌汁を作っていたのですが、鍋を洗いたくないらしく飲みません。

なので夜に回し、用意しておくのですが、最近はいい意味で好きな時に手を出している感じです。

それとは別に、父親が一人でご飯を食べる時、しゃもじを釜に残してあります。

通常は、使ったら洗うというのが習慣ですが、面倒なのでしょうか。

家族それぞれに対等の責任を課してしまうと、父親は逃げ出します。

以前はしていた米釜を洗う作業も、今は一切しなくなり、誰かがしていてもそれを当たり前に思っているようです。

父親には自分だけのルールがあるようで、それに当てはまる時はたとえ誰かが助けを求めていても、助けようと慌てることもなく、いつも通りテレビを見ていられるタイプです。

大人のアスペルガーが多いと聞きますが、ある意味で鋭い部分があり、ある意味では人間性が乏しくも感じます。

一方の母親もまたいわゆる「天然」で、自分の考えで行動するので、場違いなことをしたり言ったりします。

思わず「話を聞いて!」という状況が多く、かと言って黙っているだけで内容を理解していない様にも思うのです。

つまり、結局は元々の性格から自分たちが思うようにしか行動できないので、さらに加齢でできないことが増えるとますます扱いに苦労します。

母親に「もう少し買い物を考えてして欲しい」と伝えたら、昨日から一切買って来なくなりました。

今朝も冷蔵庫を見てため息が出たのですが、父親用の常備食がたくさんあるだけで、使えそうな物がウインナーと生卵だけでした。

朝食として人数分の小鉢にウインナーが2本ずつ。あとは玉子焼きです。

認知機能が低下し始めると、状況の全体を把握できないので、都合よく話を理解してしまいます。

特に被害に合ったという感情は残りやすく、10いいことしても、1嫌なことをされると、嫌な人となることもあります。

疲れました。

だって家族で一緒に笑うってことがないんですよ。