共感性の強いエンパスの気質ですが
とてもシンプルな言い方をすると、「その場の空気に流されやすい性格」ということでしょう。
もう少し別な言い方をすると、「無意識のうちに相手の顔色を伺ってしまう」とも言えるます。
錯覚や誤解、思い込みと言ってしまえばそうかもしれませんが、例えば家族の誰かをマッサージしていると、次に押すべきポイントが自分の体に感じて来るというような経験になります。
相手の心が読み取れるというよりも、その場の雰囲気を逆に辿れば、結果的に気分や心境を予測できてしまうように感じます。
専門家の診断で、エンパスと言われた訳ではありませんが、介護士の仕事をしている時に先輩から指摘されて、確かに特徴が類似していると思うようになり、自身がエンパスかもしれないと気づきました。
共感性が強いというと何か神秘的なパワーを連想しますが、現実的には周囲の「空気(感覚)」を自分のことのように感じてしまうので、特に場の空気が悪い時は、すぐにメンタルがズタズタになります。
最近、事件や事故のニュース映像を見たり、記事を読んだりするのもキツくて、できるだけ避けているのですが、困ったことに「鬱」っぽい症状になってからは自律神経を簡単に崩してしまうので、本当に些細なことでもキツく感じます。
具体的には、切羽詰まったような状況に直面したりすると、焦ってしまいぎこちない行動になったりするのです。
しかもストレスが強い時は、手が小刻みに震えてしまいます。
震えは、ここ最近になって気づいたことですが、朝夕の料理中に家族の言い争いや強い語気でストレスを感じたりすると、その感覚を無理に抑えようと思うほど手が小刻みに震えてしまうのです。
そんな時は左右の手の指同士を交互に絡めて、指の側面をマッサージするように押すと、とても心地よくリラックスできます。
以前からストレスが強い時に、指の側面を反対の手でマッサージしていたのですが、指の強張りは前からですが、小刻みな震えは最近の特徴です。
日常生活の70%、80%くらいは至って問題ありませんが、急な出来事に直面した時に対処するのがとても心配で、それが恐怖感にもなっています。
妻と一緒に出掛けて、突発的な出来事に遭遇しても、妻の顔を見て指示を受ければやり過ごせるのですが、一人きりの時はとても不安です。
仕事も、自分のペースでできる作業なので、それはまだいいのですが、もう少し仕事の幅を広げたいと思っても、それこそ一方的に話ことはできても、相手から判断を強く迫られたりすると、頭が混乱してしまう心配があります。
さらに、ベースがエンパスなので、感じなくてもいい波長まで汲み取り、それ故にさらに焦ったりしてしまいます。
特に相手の気持ちを感じるエンパスな部分と、刺激を過度に感じ過ぎるHPS気質な面も出て、とても気持ちが不安定になります。
それこそ気質なので、治るというものではないと思うので、いい感じで付き合っていくことができたらと思うのです。
ランニングをしたり、絵を描いたりするのも、そんな気持ちをリラックスさせる手段で、ある意味でこれらのことがあって良かったと思います。