父親以上に心配です!
要冷蔵の食品でも、母親が大丈夫と自己判断した時は、テーブル脇に放置していたりします。
一方で、冷凍された肉や魚を解凍していると、勝手に冷凍に戻したり…。
それとは別に、昨日、妻が仕事から帰帰宅し真っ先に「家で何かあったの?」と聞いて来たので、その理由を尋ねるとスマホに何度も母親から着信があったと答えました。
それで母親に理由を聞くと、妻に伝えたいと個人的思ったことがあったらしいのです。
「仕事中は電話に出られないんだよ!」
それは前々から説明していたこと。
でも、「時間」の感覚が薄れているのか、「掛けたい」と思うと直ぐに行動してしまうみたいです。
昨晩の食事でも、ご飯の残りが少なくて、2合だけ別に炊いておき、それを両親に食べてもらおうと伝えたのですが、こみちと妻が食事をする時になぜか全くご飯が減っていません。
不思議だなぁと思っていたら、冷凍のチャーハンを解凍して食べていたんです。
白米の気分ではなかったからなのかもしれませんが、「残りご飯が少ない」というイメージが強く残ってしまい、別途炊いたという話が通じていないのかもしれません。
実はこの話にはもう1つ気になることがあって、母親、夕方の買い物で細い巻き寿司を5本買っていました。
多分、買った理由は冷蔵庫の残りご飯が少ないと思ってなのかも知れませんが、そのほとんどを手付かずで残していて、しかも「梅」とか「きゅうり」とか、こみちも妻も特に好んでいるネタではなくて、でもなぜか「買って来たから食べて!」と嬉しいそうに何度も説明してくれました。
「食べていいよ」
妻は、梅ときゅうりが苦手で、母親がいなくなるとスッとこみちの方へ皿をスライドさせて来ました。
そして、今日。
カレーうどんとトマトパスタの出来合いをスーパーで買っていて、どう考えても自分たちの分ではなく、こみちたち用なのです。
料理を全くしなくなり、朝と夕方にこみちが作るようになって、買い物は魚や肉のような食材を適当に買って欲しいと頼んでいても、「簡単に食べられる食品」を買いたがります。
しかも消費期限が今日までの物を。
両親の分も買ってくれて、晩御飯を作らなくても良いなら助かるのですが、こみちたちのしかないので、結局は料理するしかありません。
カレーうどんも美味しいですが、それを買うくらいなら、生魚でも買ってくれた方が使い道があります。
でも、思うに母親は「親」としての威厳を失いたくないのかもしれません。
料理を作って振る舞い気力はないけれど、「何か自分の用意した物を提供したい」という気持ちが残っているのでしょう。
買って欲しい物は買い忘れて、店で自分が選んだ物を買って来たいのです。
だから、アレが無いとか、同じ物が連続したりして、買い物を頼むのも段々と難しくなっているのかもしれません。
でもそれを役割から取り上げてしまうと、母親は一気に老け込みそうで、そのタイミングで悩んでいたりします。