子どもが親を怒らなければいけない時が来る!?という話

 昨日のこと

急な天候不順で、雨が強く降り出しました。

家の窓が開いていて、風向きによっては窓を閉めなければいけません。

そう思って珍しく父親が窓を閉め始めたことはいいのですが、なぜかこみちたちの寝室に入ろうとしたので、「そこはいいから!」と注意したのです。

良かれと思ったら、プライベートな空間にも黙って入ってしまう。

ある意味で、父親の行動に驚きました。

「家族共用のスペースはいいけど、プライベートな部分は手を出さないで放っておいていいんだ!」

と、改めて注意しました。

ところがそこから父親の様子が変なのです。

「怒られた」ということと「放っておいて」が勝手に結びついて、今まで以上に何もしないスタイルになったのです。

かと言って、こみちとしてはあまりに酷い態度なら、当たり前に用意している食事や食器洗い、トイレ掃除など、一度放置してみたらどう反応するのかとも思うのですが、父親の反応はますますいじけてしまうでしょう。

前々から何か不満があると部屋にこもってしまう父親でしたが、もう「機嫌直してよぉ」と和解を促すこともしません。

反省もしなければ、改善や自身の気持ちも語ることなく、一日くらい経ってばまたひょっこり顔を出して、当たり前のように生活するからです。

湯を沸かす唯一の仕事ももうしなくなっていますし、食器を洗えばいい方で、食器棚に拭いて戻すことはしなくなって、それこそ父親は「自分なりに頑張っているのに…」と思っているのですが、誉めたくても誉められないくらいに中途半端なことしかできません。

老化によって判断鈍くなっていると言ってしまえばそれまでですが、ある意味で窓を閉めて回れるなら、朝起きて玄関や家の前を掃くことだってできるでしょう。

でも、そんな風に頭を使うことができず、家族がそれぞれに家事をしている時も一人だけテレビの前に座っています。

怒りたくて怒っているのではないのに、怒らせるようなことしかしないので、こみちとしては父親とあまり関わりたくないし、身勝手なことも見ないようにしています。

でも、「そこまでできるなら」ということが多すぎて、それ以上を求めてもいじけるの繰り返しはやはりストレスになります。

外出する時、自室のドアの鍵を掛けて出掛けるのですが、たまに掛けないこともあります。

父親が勝手に部屋に入ろうとしているのを見て、「もしかして過去にもそうしていた?」と思ってしまいます。

妻には伝えませんでした。

だって、やはり気分がいいことではないので。

ただ鍵を掛けておかないと、「ダメだよ」だけでは自制できないようなので、そんな時もしっかりと対策しないといけないのは残念に思います。