「8050」問題とは?
「8050」問題は、80代の両親と50代の子どもが迎える中高年の家族を指します。
こみち家もそんな「8050」問題を控えていて、それに対する準備を始めなければいけません。
ポイントとなるのは、住宅環境、経済問題、介護問題などでしょうか。
両親との同居を始めたことで、両親の生活面の不安は減りました。
というのも、以前は片付けができなくて室内が荒れ始めていましたし、父親のテレビショッピングでの購入癖が続いていて、このままではいけないと思っていたからです。
とは言え、夫婦だけを考える場合と、老いた両親を含めた未来ではそこで必要な準備も異なります。
例えば、こみちはイラストを趣味で描いてYouTube に投稿しています。
嬉しい話ですが、温かいコメントをくれる方も増えて、嬉しく思っていて、例えば絵を描くことで収益化できれば、両親の介護と仕事の両立も今以上に可能かもしれません。
とは言え、今は無職の父親と仕事が辛くなってしまった母親がいて、例えば4人分の家事を二人が担えるかと考えると、やっぱり難しくて、こみち自身が収入と介護をどこまで担えるかが試されます。
特に父親の場合、わがままが強くて、自分のこともできなくなっているので、何をするにも誰かと一緒でなければいけません。
ある意味で「介護」が始まっているでしょう。
父親の場合、体重もあるので、母親や妻が身体的介護をすることは難しく、そこでもこみちがどこまで担うかなのですが、「歩けなくなったら」を判断基準として施設入所を検討したいです。
母親に関しては、負担にない範囲で家事をしてもらえますし、場合によっては家で気ままに過ごしてもらってもいいと思っています。
それは、両親それぞれの家事能力に差があるからで、父親の場合には三食の準備を始め、炊事洗濯まで誰かの負担になります。
在宅を望むなら、何か家族のために動いて欲しいのですが、父親は根っから面倒くさがりで、三日坊主なので続きません。
お湯を沸かす。新聞を取って来る。玄関を掃く。
いずれも続きませんでした。
「お湯は?」と聞けば、「まだ」と答える。
そんな感じで、結局は誰かが済ませてしまいます。
できるできないよりも、歩み寄ることができないという点では、もう介護の始まりなのです。
とは言え、イラストの収益化まではまだまだですし、目の前の収入と介護を優先するならイラストに時間を掛けられません。
ただ、これから10年、20年と親の介護が続けば、当然ですがこみちたちも老いてしまいます。
その時にできる仕事を見つけておかないと、自分たちの老後が大変になってしまう心配もあります。