同じような方法に見えても
これは職場での話。
今の職場には、20代の若い人が多い。
中高年のこみちと比べて、あらゆる面でのポテンシャルが高い。
じゃあ、中高年のこみちが「劣っている」だけなのか?
もちろんそんな評価もできるし、なっていた時期も否定できない。
しかし、技術的な面では、継続することで同等とか上回ることができなくても、遜色ないレベルには到達できる。
理由は「人生」のような大きな話ではなく、「仕事」という目の前のことだから。
作業する内容が決まっているなら、それをどうすれば上手くなるのか考えればいい。
若い人は、体力も集中力もあるから、上達も早い。
しかし、中高年のこみちが成果を出せる場面は限られているし、だからこそ成果を出しやすいポイントにも気づける。
もちろん、若い人に実力で勝つことは難しい。
それだけ「若さ」が持つ強さは、大きな力がある。
その意味では、まだこみち自身が若かった頃、当時の中高年だって悔しい思いをしたはずだ。
以前ならもっと張り合えたはずなのにと。
でも老いるとはそれを受け入れて、だからどう生きるのかってことを考えること。
絶対にしてはいけないのが、「変わろうとしないこと」だ。
そのままの自分では、いつか本当に役に立たない存在になってしまう。
ちょっとアイドルの話を
こみちはアイドルにあまり興味がない。
でも逆に「AKB 48」のフライングゲットを聴いて、元気をもらって朝食作りしている。
それこそ、誰が可愛いとかはなくて、むしろみんな可愛いと思えるし、当時の彼女たちがもう10年前の姿と知って、どんな大人になったのかと思う。
たくさんのいい経験をして、幸せな大人になっていて欲しい。
それが芸能界にある人も、一般人に戻って見つける人もいるだろうし、すっかりお母さんになって子育てに奔走していたり、新たな分野で活躍していたり。
全員が全く同じ未来でないことが当たり前だと思う。
だからこそ「フライングゲット」を聴いていると、この瞬間だけはここに居るみんなの時間が同じ方法に向いていて、歌やダンスを通じてアイドルとして頑張っていたのだろう。
アイドルという選ばれた人ばかりではなく、中高年になって「若い人」は男女問わず本当に見ていて羨ましい。
当時を振り返ると、中高年の人の気持ちを想像したことってあっただろうか。
お父さんお母さんよりもさらに年上の中高年。
むしろお爺さんお婆さんに近いのかもしれない。
いずれにしても、最近、フライングゲットの曲を聴いていると元気を貰える。