介護福祉士試験に合格すると送られてくる「郵便物」の中身

 「合格証書」の他にも

成績表が同封されていました。

第34回介護福祉士試験の合格最低点は「78点」でした。

例年が「75点」なので、受験生の得点が良かったのでしょう。

ちなみに、こみちの成績はピッタリ「100点」でした。

自己採点では「99点」だったので、キリが良くて安心しました。

そこまでは良いとして、「試験に合格」=「介護福祉士」ではありません。

なぜなら試験に合格しても、「介護福祉士に登録できる」に過ぎないからです。

そして、その登録にも「お金」が必要で、センターへの申請費と郵送代を含めると約1万3000円になります。

調べてみると、この申請には明確な期限はなさそうで、申請すると「介護福祉士」の証明書がもらえて、就職する時に「私は介護福祉士です」と名乗れます。

ただ、今になって1万円以上と思うと安くはありません。

こみちの場合は塾や予備校、問題集なども購入していないのですが、それでもこの「介護福祉士」の資格を得るまでに、トータルで3万円以上使っているはずです。

常勤スタッフになれば、資格手当ての上乗せ分で半年で回収できる計算ですが、楽に取れる資格ではありませんね。

「介護福祉士」の資格は半永久的!?

資格によっては、一定期間毎に「更新」が設定されていたりします。

宅建士や行政書士など、取得が困難な資格ほど、その傾向にあります。

「更新」の目的は、取得時点では問題視されなかった社会の変動や制度の改正などがあるからだと考えられます。

その意味では原則更新が無い「介護福祉士」の資格は、介護の「基本スキル」を扱う位置づけなのでしょう。

また、その後に取得可能となる「ケアマネ」では5年毎の更新なので、それだけ福祉の新しい情報にも精通していないといけません。

とは言え、中高年が年を重ねて仕事を探す時に、福祉系は比較的採用されやすく、さらに言えば「介護福祉士」の有資格者であれば、現場の最前線は無理でも、利用者の対応やリネン交換などに関わる仕事も見つかりそうです。

今後、60代とか70代になって自身の健康維持も兼ね、介護スタッフとして復帰することもできるでしょう。

今回の合格で、こみちにとって働き口が見つかりやすくなったのなら、それはとても嬉しいことです。

こみちの場合、3年間頑張って合格もできたので良かったです。