こみちの出した答え

介護士を仕事にできたことで


最近、介護の仕事が休みの日や、帰宅後に「似顔絵」を描いています。

上記の作品は、別ブログの「マンガなら分かりやすい!?」で紹介しているものでもあります。

ただ「YouTube」に「こみちチャンネル」を開設し、そこでペインティングの様子をシンプルな構成で披露しています。

こみち自身、絵を描いたりカメラで撮影したり、介護の仕事よりも「制作」の方が親しみを感じます。

もっとも、介護で求められる「寄り添い」は、作品を作る際にクライアントと話をするような感覚にも似ていて、介護士として役に立ちました。

今回始めた「似顔絵」も、実は学生時代からの趣味でした。

教科書の隅やノートに先生やクラスメートを描いては、みんなに見せていたのが最初です。

もっとも、YouTubeに作品を公開して思うのは、「似顔絵」そのものを描くだけでは興味を持ってもらうことは難しいみたいです。

確かに、友だちの描いたイラストなら付き合いで見るかも知れませんが、こみちのことを知らない人が見ても面白くないでしょう。

ある意味、「似顔絵」は表現方法を確認するものと考えていて、もっと自分に合ったモチーフを見つけられないかと考えています。

きっかけはバイク雑誌に感動した中学時代


まだバイクを運転できなかった中学時代、こみちはレプリカバイクに夢中でした。

小学生の頃にBMXのレースに出ていたことがあり、レースやバイクが好きだったからです。

今のようにインターネットがなかった当時、情報は雑誌からが基本です。

バイク雑誌を眺めては、運転している自分の姿を妄想したものです。

その頃からロケーションのいい景色をバックに写るバイクを眺めては、そんな写真をカメラで撮りたいと思っていました。

そして、緻密に描かれたバイクのイラストを見つけ、雑誌の脇に広げたノートに、何度も何度も描いたことを覚えています。

アクションカメラやドローンに


バイトで買ったファーストバイクは400ccのネイキッドでした。

そのバイクで日本各地に遠出する様になりました。

今みたいに携帯電話やスマホはないので、旅先で見た景色はフィルムカメラで撮影するかスケッチするしかありません。

カメラの場合、24枚撮りでも1000円くらいしたので、さすがにパシャパシャと撮ることはできません。

自然とスケッチブックで絵を描くことを始めました。

当時は、今以上に描ける腕もなく、風景画も歪みが出てしまいます。

景色の広がりや存在感を描きたくても、そこまでの画力が伴いません。

もっぱら、建物などの単体をメモ書き程度に書き写すくらいでした。

スマホが当たり前なり、撮影が日常化され、わざわざスケッチをしなくても「風景」を切り取ることが簡単にできます。

何のためにあんなに絵を練習していたのだろうと思うこともあります。

ただ、写真そっくりな表現をスケッチするのではなく、自分の目で見た景色を「切り取る」ことができれば、この先も描く価値はあるのかも知れません。

また、アクションカメラやドローンを使えば、これまで映像化出来なかった景色が気軽に撮れるでしょう。

「映像化」に興味がないとは言えませんが、環境的に整っていない部分も多く、その意味からも「似顔絵」をきっかけにYouTubeも活用していきたいと考えています。

何より、描いている間は無心になれるので、気分転換や達成感が得られます。

介護士という仕事を得たことで


許されるなら、好きなライティングやイラスト、カメラ撮影をメインの仕事にしたいところですが、こみちのスキルではそれだけで安定しません。

やはり、安定を求める意味でも「介護士」が必要です。

ただ、介護士として勤務を終えて帰宅した後、身体中に痛みが伴います。

肉体的にもそうですが、精神的にも疲労がハンパありません。

利用者と真剣に向き合うようにするからですが、介護士という仕事がとてもハードだとも言えるでしょう。

思うのですが、本気で叶えたい目標があるなら、迷わずにそれに向かって進むべきです。

なぜなら、片手間で介護士をすると、本当にキツイからです。

それを頑張れるくらいの覚悟があるなら、夢を叶える方法など見つかるでしょう。

中高年の方なら、現実的な生活もあるはずで、その意味では採用されやすい介護や清掃などの仕事を覚えるのはとても有効です。

それとは別に、試行錯誤しつつも、反響を感じながら工夫するのは楽しい作業です。

今回は介護というよりも、こみちが目指している「やりたいと思う仕事」を簡単に紹介してみました。