今現在の求人広告で確認してみよう!
若い世代ならともかく、40代を過ぎた男性の求職は、しっかりとした対策を行うか否かで
結果が異なります。
因みに、新聞に挟まれていた求人広告では、営業、清掃、運転手、交通誘導員などがありました。
もちろん、それ以外の職種も掲載されているのですが、年齢や経歴を踏まえるとこの辺りの職種から選ぶことになりそうです。
報酬は、パートやアルバイトで時給1000円前後。正社員で月収25万円などがありました。
求人広告を使って見つけようとすると、掲載する企業サイドのニーズに合わせることになります。
中高年でも任せられるだろう仕事や業務を、それ相当の報酬で募集しているはずです。
世間の流れが変化している事実
我々が10代や20代だった頃、国公立大学に進学するには、何より共通一次試験(のちにセンター試験となる)は5教科7科目が基本でした。
教科書をベースに幅広く勉強し、努力することが当たり前の時代です。
しかしそれは、言い換えると本人の努力次第で夢「ここでは大学合格」を掴むことも不可能ではなかったということです。
では現在の大学受験はどうでしょうか?
英語にはヒアリングも含まれますし、5教科7科目を継続している大学がどれだけあるでしょうか?
つまり、教科書を幅広くしっかりと勉強しても、当時のように合格できるとは言えなくなってきました。
自分の強みはどこにあるのかを知り、制度やシステムの動向に敏感になり、適応させていく柔軟性も同時求められます。
何が言いたのかというと、ズバリ、時代の変化に目を向けた求職活動が不可欠だということです。
ではどうすればいいのだろう?
先ずは、現在の求職事情をシステムや制度という視点で再確認することです。
紙ベースの求職活動は、相手に合わせられる人には向きますが、これまでのキャリアがある人や中高年の方に最適かはわかりません。
なぜなら、若者世代とは異なり、さまざまな社会経験がある中高年は、自身の強みをしっかりとアピールできた方が報酬にも反映させられるからです。
例えば、若者と同じ契約で入社し、さまざまな場面で経験を発揮しても、それは報酬に含まれています。
新人教育を企業で行って身につく経験は、決して当たり前のことではありません。
企業にすれば、意外と手間の掛かる見えにくいコストなのです。
つまり、自分がどんなことに長けていて、他にどんなことができるのかを示すことで、企業サイドは新たな業務やプランを生み出せるかもしれません。
そこまでできれば、中高年の転職はかなり満足できる結果が得られるでしょう。
さらに、若者世代が身につけていることにも目を向ける必要があります。
なぜなら、若者は現在のシステムや制度に導かれているからです。
その1つが、「大卒」という肩書でしょう。
我々が高校生の頃、大学進学は限られた学生たちでした。技術を身につけたい人は、専門学校に進んだからです。
しかし、今ではかつては専門学校で教えていたような分野でも大学で学べるようになりました。
つまり、大卒というネーミングが広く一般化し、逆に大卒ではないことで選択肢を自分で減らしているかもしれません。
今さら大学進学?と思うかもしれませんが、そこは時代が変わっているのです。
つまり、大学入試もいろいろありますし、働きながらでも通信教育を使えば最小限の負担にできます。
結局のところ、できるのにやらなかった人なのか、情報を汲み取り活用できる人なのかがポイントなのです。
一流大学でなくても、まずは大卒という肩書をどうゲットするのかが求められています。
「大卒」は1つの方法に過ぎない
すでにキャリアがあるなら、大卒にこだわる必要はないでしょう。
むしろ、自己プロデュースすることに目を向けるべきだからです。
しかし、その際も注意点があります。
それは、システムや制度をしっかりと活用できることです。
活用するにはどうすればいいでしょうか。ポイントは、できることを客観視してみましょう。
自宅にこもって絵を描いているだけでは、プロのイラストレーターにはなれません。
それは、自分の実力を世間が知らないからです。
知ってもらうには、知ってもらえるシステムや制度に身を置くことが必要です。
さらに、自身の自己満足にならないように、ニーズや流行を汲み取ることもポイントです。
ニーズを知ることができる人は、システムや制度の変化にも敏感です。
しかし、時代に追いつけない人は、ずっと同じ場所でグルグルと同じことを続けてしまいます。
それでは明確な結果を残すことはできないでしょう。
つまり、大卒と同じ発想で、就活にも流儀や方法があることを知るべきなのです。
もちろん、インターネット上にもいろいろな情報がありますが、それをどう汲み取るかで結果が異なります。
もしも自信がないのであれば、何らかの転職支援サービスを活用してもいいでしょう。
その1つが、ハローワークです。また、求職サイトにも担当者がサポートしてくれるものもあるので、自身の感覚との違いを確かめておくと大きな失敗は避けられます。
これまでと少し意識を変化させることで、満足できる転職先を見つけましょう。