子どもが親を介護する現実

 40代くらいに何が起こるのか?

子どもが40代になると、実際、再就職も簡単ではなくなります。

それが正社員ではなくパートだったとしても。

待遇面での差が大きく、できるなら正社員での採用と望むかもしれませんが、能力の水準だけではなく、若い世代とのバランスを考えても現実的に困難になる要素はやはり多いのです。

パート採用の場合、やはり年収で見ればどうしても低賃金になることが多いのですが、中高年の就活はやはり大変なことに変わりません。

しかし、一方では親の介護が始まるので、介護離職を選ぶ現実も避けられないことです。

例えば高齢者を施設で全面に預かってもらうとすると、月20万円は必要です。

親の年金額がそれ超えていれば、施設入所という選択肢もありますが、それが難しい場合には離職しても子どもが親の年金で暮らしながら介護するという現実も珍しくありません。

こみち家を見て

親を見て思うのですが、まだまだ介護の大変さを分かっていない気がします。

さっきも母親はもらった野菜を冷蔵庫の野菜室に入れました。

そうすれば、いつかこみちが献立を考えて、その野菜も上手く処理してくれるのです。

何でもそこに入れておけば、あとはもう考えなくてもいい。

不足があれば、買い足してくれるので、在庫切れの心配さえ必要ありません。

どうですか?

料理をしなくてもいい。洗い物もしなくてもいい。

それだけでどれだけの時間が節約できて、体力や精神を温存できるでしょう。

しかも母親は、今日もまたスーパーで父親と二人で食べるおかずをこっそり買っています。

それだけ無駄遣いしても、当たり前に晩ごはんを提供されるのですから、月末でもお金の心配などしなくてもいいでしょう。

それがどれだけ気持ちを楽にするか。

例えば、買い物も料理も親だけでするとなれば、帰宅してキッチンにたち、そこからご飯を作ることになります。

簡単な調理でも30分。少し手が込んだ内容なら1時間もすぐです。

そして、後片付け。

朝と夕方だけでも、毎日数時間が変わるでしょう。

やっぱり、母親たちは介護や老後を何も分かっていないし、受け止めてもいないでしょう。

よく年を取りたくないと口にしますが、動かなくなることではなく、動かないのに頑張るしかないことが大きなダメージです。

逃げられない。

立ち向かうしかない。

そう思った時に、やっぱり両親は幸せだと思います。

何事もなく、過ごせるので。