嫌味っぽい母親の言い方
何もしない父親の態度に母親はイライラしています。
「雨戸が閉まっていない!」
そんな言い方に嫌味が含まれています。
父親も「閉めてよ」と寝転んだままテレビを観て答えます。
できないことが不満なら「放置」すればいいですし、体裁を気にしているなら自分でするしかありません。
父親と言う人間は、「自分では何もしたくない」そして「されることを恥だとは思わない」タイプです。
それは正直、母親にも言えて、昨日も父親がしないので母親が放置していたのですが、結局は二人とも何もしないままで、ずっとそこに置きっぱなしでした。
そして、遅れて帰宅した妻が見つけて、その放置された物を片付けていて、それを見た母親は妻に「ありがとう」と言うでもなく流していました。
結局、何もしない父親は、誰かに優しくされても当然に思うタイプで、母親もまた」ありがとう」とも言わずに流してしまうタイプです。
つまり、誰かに助けてもらっていることをありがたいと感じられない人で、一見するとこだわりを持っている雰囲気を出しますが、でも端々は誰かに助けられないと生きられません。
そして「助けてられている」ということが段々と当然になり、3までしてくれるなら5までして欲しい。10までなら助かるという発想になるので、付き合っていると全部の世話をさせられてしまいます。
しかも、一回でも手を出すと、その後はしてくれないことに不満顔を出してくるので、関わりたくありません。
お願いしたことを一切守ってくれないのに、他方では要求ばかりしてくるので、父親と母親が口ケンカしていても、言い合い程度なら特に仲裁にも入らなくなりました。
したくない父親と自分の考えを押し付けたい母親。
最後は二人とも手を引っ込めて、妻やこみちにけつを拭かせてありがとうとも言いません。
虚しくさせられるだけなんです。