自分ではコントロールできない「手の震え」の話

 手が震える

加齢などをキッカケに、パーキンソン病などでも手の震えが起こります。

手が震える原因を素人なりに考えると、手を静止させる筋力のコントロールが不適切故に起こると想像します。

つまり、筋力の低下。

もしくは、大脳からの適度な指示。そして、自律神経の乱れによるものなどが思い当たります。

こみちの場合

診断を受けての結果ではないので、勝手な断定は好ましくありませんが、ことの経緯から判断すると強いストレスが一因になっているのは確かです。

それだけ両親との同居、介護支援は、自身がコントロールできる感情を超えてしまうので、知らずにメンタルを害します。

例えば、部屋の掃除をするとして、わざと1つだけゴミをそのままで終えたとしましょう。

「やっと終わった!」と言いたいところですが、残したゴミがありました。

それ故に、したはずなのに何故かスッキリしないと言う状況が作られます。

「介護」の大変さは、正にここにあって、義務と達成感のバランスが極端に崩れてしまうのです。

本来なら、してあげて喜ばれることも当たり前。

そうなってしまうと、無理をしながら、誰にも認められない「苦痛」を続ける状況がやって来ます。

その苦痛はストレスで、それに晒されることでさらに感情のコントロールできない領域まで浸透してしまうのです。

そうなると、自分では感情として辛いとは感じなくても、身体が勝手に反応し、手が震え始めます。

料理中であれば、少し細かな動作に躊躇してしまうくらい、手元が震えでブレてしまいます。

例えば、その状況を両親に伝えても、何か改善できるのかと言うと残念ながら「大変ねぇ」と言うのが精一杯です。

場合によれば、無反応というも考えられます。

「言っても伝わらない」という経験が、さらに苦痛を上乗せし、それがストレスを高めてしまうのです。

ある状況でストレスを感じるから、顔や声、足音だけでも無意識に身体が緊張するようになります。

エンパス気質なこみちなどは、人一倍、そんな感情を掴んでしまうので、自分で自分を壊してしまうのです。

辛いとか、気持ち悪いとか、自身で感情を分析できていればいいですが、感情の範囲を超えてしまうと、咄嗟の行動などにも注意しなければいけません。

些細なことがキッカケで、一気に感情が乱高下するようなことになりやすいので、本来ならそんな状況からは離れる方がいいのです。