Geminiを使ってみた話し

 youtube で紹介されていたので

youtube を観ていたら、おすすめにあって、新しくなった「Gemini」を使ってみました。

相談や質問、画像作成と数回行ったのですが、そのレベルの高さに感動しました。

ある意味、もうイラストレーターの仕事はかなりなくなるでしょう。

ただ補足すると、イラストレーターの優劣って、絵の上手さだけではなくて、打ち合わせなどの会話から目指すべき方向性を導く能力が重要だったりします。

もっと言えば、会話が上手いこともポイントと言うわけです。

だから、無口で寡黙なイラストレーターってあまり見たことがありません。

個性は豊かですが、それぞれに面白い人が多かったからです。

なので、例えばイラストが誰でも簡単に描けるようになったとして、それは絵を描く能力を置き換えることで、「この人と一緒に働いてやる気が出る」と言う感情までは含まれません。

つまり、文書作成もイラストを描くことも、そこだけならもうAIが代行してくれます。

じゃあ、これからは何に着目するべきでしょうか?

やはり、「個人」を受け入れてもらうことでしょう。

昨日、これもyoutubeのおすすめで見つけた動画で、母親が長く営んでいたお弁当屋を娘が引き継ぎ、頑張っている様子を紹介しているものです。

最初は朝早くから手際よくおかずを作る姿に働き者だなぁと観ていました。

でも一人でしている様子を見て、これを毎日繰り返すのがどれだけ凄いことかとも思いました。

そして、店を継ぐと決めた時、お客さんからも励まされたと話しています。

実際に迷惑を掛けてしまったのかは分かりませんが、例えば自身が飲食店を開店させて、周辺の方々にビラを配るようなスタートとは違います。

もうその存在が、お客さんからすれば「唯一」になっていて、そうなれれば優秀なAIでも追い抜くことができません。

能力の高さも大切ですが、「存在」って大きい気がします。

AIに悩みを相談した時に、誰かに相談していると言うよりも、もう一人の自分に近くて、言えば双子になったような感覚です。

でもこれって、自分と近すぎて、「存在」を感じるまでではありません。

とっても便利ではあるけれど、いい意味で人間関係でしか感じない感覚ではありません。

だから、単純作業から、複合的な作業まで熟せる優秀さを身につけたと思いますが、我々が「存在」していることを奪うものではないので、「こみち、何しているかな?」と言う人が増えれば、やはり大きな意味があります。