心理学的な意味での「ナルシスト」
カッコをつけたがると言う意味でのナルシストではなく、心理学的な意味でのナルシスト。
それは、物事の価値基準が自身にしか存在しないタイプだと理解しています。
具体的には、良いか悪いか判断する時に誰かのアドバイスを参考にできるかですが、ナルシストは納得できないとアドバイスをとり得れられません。
つまり、母親の場合、ど天然なので、周囲と話が噛み合わないことも多く、実際に言葉のキャッチボールで会話が成り立っていません。
「もう12時だね。どうしようか?」
そんな問い掛け方をしても、「12時」から「昼のご飯」には繋がらず、「どう言うこと?」となるのです。
逆に「ご飯どうする?」と質問しても、「ご飯?」と昼時であることを踏まえて返答しません。
結果的に言葉で全てを補って伝えても、今度は全部を聞き取れないので、結局は母親が思うようにしか行動できないんです。
「頑張った」がいつも、母親なりの頑張りで終わる。
例えば、掃除をして時、そこがきれいになったことは嬉しい話です。
でもそこよりもこっちの方を掃除して欲しいと言うこともあります。
買い物で買って欲しい時に買って欲しいものを買って来てくれるのではなく、母親が思うものを好きなタイミングで買ってくれるので、待っていても来なかったり、待っていないのに次々に買って来たりと読みません。
「無駄使いしなくてもいい」
そんな話をしたら、ここ数日、全く買い物しなくなりました。
必要な食材すら買って来なくなり、「無駄使い」が「買い物しないで」と理解されているかもしれません。
こうして欲しいが上手く伝わらず、足りなかったり多過ぎたりで、いつもいい感じにならないのです。
耳が遠くなったからもありますが、ドアの開け閉めが本当にうるさくて、怒っているのかと思うほど。
でも音が聞こえていないからだと思うのですが、生活音が今まで以上にうるさいです。
特にうるさくなるリビングの引き戸はクッションを貼り付けて音を抑えていますが、それでも強くて朝などはドタバタと大きいです。
少し締め切る前に力を抜けばいいだけですが、その加減がど天然だかなのか上手くできないようです。
「こうでなければ!」
そんな理想や思い込みが強く、でもそれに合わせて計画通りに行動しているのでもないので、家族にそれを強く求めてくると振り回されることになります。
優しくしてあげたいと思うことも多いんです。
でも優しくすると、必要外なことまでを求められます。
多くは母親のこだわりに合わせたものですが、その理想が高いので、ちょっと手伝うでは終わりません。
だから余計に手を出しづらくなってしまいます。