「コーダ あいのうた」をテレビで観た話

 泣けて笑えて…

正直な感想を言うと、特に感動的なストーリーではなかった。

否定的な感想ではなく、ある意味で多くの人が様々な形で苦労しながら生きていると思うから。

全てが不幸なのではなくて、逆に全てが幸せでもない。

不幸な中に幸福があるから、それがどれだけ有難いのか気づく。

映画は、泣けるし笑えるしで、いい作品だと思う。

でも、この映画を観て「泣ける」と思える人は、きっと今がとても幸福何だろう。

もしかすると、もっと悲惨な人生を送っている人は、「そんな話って」とどこか作りものだと感じかも知れない。

「こうすればいいのに」ということができないから、遠回りするしかないし、諦めるしかないこともある。

「たったそれだけなんだよ?」と思っても、それがある人にはとても大変なのだ。

もしもまだ観ていない人で、介護にも興味を持っている人なら、ぜひ一度見て欲しい作品だと思う。