コロナ禍のような不況にも強い!?「介護士の求人」

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中高年呼ばれる年代になると、正社員として採用される機会が減ってしまいます。

それは採用する企業からの期待を考えれば、「即戦力」や「経験者」と言うこれまでの実績が望むからでしょう。

試しに「東京都」内の求人を調べてみると、専門性を問うような職種の他、派遣会社からの案件、軽作業や短期・単発の求人が大半でした。

これが近隣の地方都市なると、全体的に報酬額が下がり、派遣会社からの案件、軽作業などがさらに増加する印象です。

改めて、仕事探すと言うのは大変なことで、中高年になると目安の期間が「半年〜1年」と言われるのもあながち嘘ではないのでしょう。

これまで経験を活かしたいとか、希望する職種がはっきりしているなど、特にこだわりがない場合には、早く就職先を確保する方法として派遣会社を使うのもありかもしれません。

こみち自身も、もう10年以上昔になりますが、大手派遣会社に登録し、何度かお仕事を紹介してもらった経験があります。

デザイン関係の仕事も経験しましたが、短期や単発の仕事も受けたことがあって、ポスティングや配達員、試験監督なども紹介していただきました。

意外と言うのも変ですが、短期・単発の仕事は面白い案件が多く、繋ぎのつもりで考えれば経験してみるのも悪くありません。

試験監督のお仕事は、回数が増えると「次回もできませんか?」と誘われたりもするので、気分転換兼ねた「副業」としては条件のいい話でした。

でもコロナ禍では試験中止と言うことも多く、同じような求人募集を見つけることはできません。

改めてコロナ禍の影響が経済界にも大きな影を落としているのだと感じます。

「介護士」として働くなら

そんな中でも「介護士」の求人は一定数を見つけられました。

年齢不問や経験不問と言うことも多く、中高年の方で仕事を探している人にも心強い案件でしょう。

こみち自身も介護関する知識ゼロで、「自分にもできるだろうか?」と言う気持ちでした。

結論から言えば、「介護職員初任者研修」と呼ばれる未経験向けの研修を受講しておくと、実際に施設で働く場合も基礎知識が身につくので心強いでしょう。

ただ、この「介護職員初任者研修」も無料で受講できるものではなく、スクールなどに通うと5万円〜10万円くらい掛かります。

しかし、各スクールの助成金制度を活かせば割引きを受けられることもあって、申し込み時期や方法をしっかりと調べておくことがポイントです。

また、これまで何処かで働きていた人で「雇用保険」に加入していたなら、ハローワークで相談してみるのもおすすめです。

お住まいの地域から通えるスクールなどを紹介してくれるでしょう。

また、ハローワークを通じて紹介された場合には、受講料が無料になるだけでなく、交通費の支援の他、研修期間中は雇用保険が継続され、技能習得手当が受け取れたりもします。

この制度を上手く活用できれば、技術を学びながらも、その期間の収入源にもなるので、条件を満たす人は確認してみましょう。