仕事の流儀を考える

中高年からの仕事術


介護士として働き始めて、今は「仕事の進め方」を意識するようになりました。

もちろん、以前からも同じ気持ちだったのですが、特に未経験であるが故の「介護技術」を学んでいたからです。

ある程度、その仕事に必要とされる知識や技術を得れば、「仕事の進め方」が大切なのはどんな職業にも言えることでしょう。

いろいろな条件が伴いますが、こみちとしては中高年の方ほど、「主体性を持って仕事するべき」だと感じます。

ここで言う「主体性」とは、責任ある立場とも言えます。

しかし、組織内での「リーダー」や、「部長」「課長」と言った役職を指しているのではありません。

むしろ、自分で仕事を見つけて、それを行い完結させるような働き方です。

つまり、資金や専門性が伴うのであれば、「独立・開業」を検討してみる価値はあるでしょう。

そのために必要なことは、その業界での知識や技術を学ぶことです。

経営の世界では、「10年」を1スパンと考える人もいます。

それは、10年くらいその業界を続けていれば、良い時も悪い時も経験し、仕事を続けて行くノウハウを得られると言うことからです。

小説家では、初めても作品である「処女作」よりも、受賞した「次回作」で作家としての活路が見出されるとも言われます。

それは、多くの書き手が「処女作」にこれまでの知識や策を盛り込むので、次回作は「仕事として初めて書く物語」だからです。

以前、こみちはプロとアマチュアの違いを、「求めれてできるかどうか」と書きました。

つまり、一回きりなら、アマチュアにもプロを超えるような人はいるのです。

しかし、仕事を何本も抱えながら、時間のやりくりをして「結果を出すこと」が、両者では異なります。

結論的なことを言ってみれば、「仕事の進め方」は、仕事をするうえで「最終的に行き着く境地」で、「手早い」とか「知識豊富」と言うものはその前提に過ぎません。

介護現場でも、オムツ交換が早い人や食事介助で短時間に食べさせられる人もいます。

しかしながら、それが求められる理由は、周りのスタッフのためで、利用者にすれば心地よいサービスではないかも知れません。

あまり苦情を訴えない利用者であれば泣き寝入りしているに過ぎず、一般的な客であれば「クレーム」の対象になる対応とも言えるわけです。

つまり、単純な意味でのスピードは、それほど大きな意味を持たず、相手となる客が「心地よい」と感じられたかがポイントです。

ある飲食業界で、「オーダーから提供まで15分以内」を掲げる店があります。

しかし、15分以内でも美味しくなければ意味はありませんし、20分でも待っていて苦痛でなければそれはそれでも良いことになるでしょう。

作業スピードを引き上げることよりも、どこを急いで、どこを丁寧に進めるかを意識することではないでしょうか。

自分らしく仕事をするために


比較的短期間で、その環境を作りたいなら、既存のサービスを上手に取り入れることでしょう。

例えばコンビニ店の経営では、ノウハウを本部が手取り足取り教えてくれます。

一方で、ノウハウと一緒に仕事の進め方も制限されることにもなり、「始めやすく自由度は減ってしまう」でしょう。

一方で、個人店でコーヒーショップを経営する時、コーヒー豆に関する知識はもちろんですが、集客に関するノウハウも身につけていなければいけません。

また、資金繰りやスタッフの雇用、それらに関する税金や届けなども手続きもあるでしょう。

自由度を高めるほど、雑務も増していくので、特に少人数で始めるならバランスにも注意しなければいけません。

そのためにも、準備期間を設定することが大切です。

中高年の方が新たに仕事を始めるのであれば、「将来性」も考慮に入れた方がいいでしょう。

例えば、介護士として働く場合、実務経験3年以上で取得可能な「介護福祉士」を目指すか否かは大きなポイントです。

介護業界もキャリアを重視している風潮なので、現場仕事だけでなく専門知識を学び資格を得ることが求めれています。

どっぷりと介護をするのであれば、「実務者研修」を含めて取得までの条件を検討しておきましょう。

一方で、タクシー運転手や調理師、建築士などの肩書きを持っているなら、介護の知識を学ぶことで、新たな活路を見出すこともできます。

利用者の多くは、出歩くことが制限されます。

簡単に旅行に行くことも難しいからです。

そんな時に、利用者も参加可能な「ツアー」があれば、他社とは異なる強みを発揮でできるかもしれません。

実際、利用者の中には金銭的に不自由ない人も多く、旅行や食べ歩きできない原因は「手段」だったりするからです。

そんなイメージを持ちながら、介護現場で働けば、同じ期間であっても得られる知識や技術は大きく異なります。

次のステップに踏み出せるだけの知識と経験を重ねて行くことが、これからは大切なのです。


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