コロナウイルスが流行した今だからこそ

どう、飛躍できる環境を作るか?


自宅待機を迫られたことで、「好きなことができなくなる!」と思うのも時間の使い方です。

一方で、「まとまった時間で何ができるだろう?」と考えるのも方法です。

介護職の場合、利用者がいることから自宅待機になることは少ないでしょう。

収入が確保できるという意味では、「介護職」の利点であり、中高年の方がさらに年齢を重ねた時にも安定して働けるだろうと想像します。

しかし、介護職の仕事は異業種に比べて労働量の割に報酬面が見あっていないこともあります。

その理由は、介護だから大変というよりも、「介護現場にいればいろいろしてあげたくなるから」というのがあるでしょう。

施設で定められた項目そのままにこなすなら、トイレ誘導され決められた時間以外は対応しないことになります。

しかし、自身を考えてもトイレに行きたくなるのは日によって異なりますし、さっき行ってもまた行きたくなることもあるでしょう。

「行ったはずよ」

そう言ってしまえば、それで終了ですが、行きたくなるきっかけは人によって異なるのも事実です。

どこまでくみ取り対応するかを考えるだけでも、介護負担は理解の仕方で違うのです。

これから介護職を目指そうと思う人など自宅待機している方は、自身を高める取り組みを検討してもいいでしょう。

介護職の場合なら、「実務者研修」や「初任者研修」が候補となります。

また、こみち自身なら、フィナンシャルプランナーや宅建、プログラムなどの学習をオススメします。

介護職との相性もいいですし、将来的にスキルを総合的に活かせる可能性が高いからです。

目標を決めることで、時間に対する感覚も違ってきます。

「今日も暇だなぁ」という時間の使い方は、とてももったいなくて、たとえ「無駄になること」でも意欲的にチャレンジする時間として使いましょう。

介護現場でも同じような悩みが…


介護の方法で利用者に寄り添うことを優先するか、事務作業として効率的に進めるかは、悩ましい問題です。

どちらが正しいではなく、方法論としてどちらも必要で欠かせないものだからです。

しかし、現場ではどちらに傾きやすく、介護職同士でもその見解の相違が大きなストレスになったりします。

「何でそれを先にするの?」

という感覚が、仕事をし難くするのです。

飛躍できる環境を作るには、「何で?」と悩んでしまうのはもったいないこと。

「だからこうしてみよう!」と行動に移る意識を持つことです。

そのためには、仕事現場では労働者たちが、家庭では家族での意識共有も不可欠になってきます。

例えば、家事は誰がするものでしょうか。

休日に勉強したいと思う人は、家事くらいして欲しいと思うでしょう。

まして、家族がゴロゴロしていたら、余計にそんな感情を抱きます。

しかし、そこで揉めていたら、結局は前に進めません。

こみち自身、休みの朝は朝食も作など、家事もしています。

そうすることで、自分の時間を確保しています。

「どうしてしないの?」という話し合いも大切なのですが、それを繰り返してしまうのはもったいないからです。

もっとも効率的な方法にならなくても、「前に進める可能性」を考えて一歩ずつ踏み出す意識の切り替えが欠かせません。

もっと勉強しておけば良かった…


社会人になると、学生時代にもっと勉強できたと思うものです。

時間はたっぷりありますし、勉強も思う存分できたからです。

社会人になれば、勤めもありますし、休日にもするべきことがあって、自由な時間は自分で作るしかありません。

まして、そんな時間はリラックスタイムに使いたいとも思うでしょう。

でもそのままでは、「現場維持」なんです。

飛躍するには、そこからの一歩が大切です。

社会人になってからでも、例えば休職期間にハローワークで申し込める「公的な職業訓練」なら、お金をもらいながら勉強できます。

なかなか得られないチャンスなので、利用してもいいでしょう。

環境をどう作ればいいのか、考えることはこれからの生き方を豊かにする意味でも大切です。