ドローンを使って仕事をするには!?

映像制作を仕事にはできないだろうか?


こみちは以前勤務していた職場で、少しだけ業務用のドローンに触れたことがあります。

しかもそれは、送信機を借りて、職場の敷地内で基本操作を行ったに過ぎません。

ただ、思い出したのは、少年時代に夢中になったラジコンカーをプロポと呼ばれる送信機で操っていた幼い記憶です。

その意味でも、ドローン操作は奥深く、特にこみち同様な経験を持つ方なら懐かしさもあるでしょう。

当時、小学生だったこみちは、地面を走るラジコンカーを持っていました。

モーター駆動のラジコンでしたが、本体も一人で作り上げ、タイヤの種類や駆動箇所にグリスを塗り込むなど、大人になってから趣味となったバイク修理にも通じています。

あの頃、いつかはラジコンのエンジン式ヘリコプターを所有するのが夢でした。

自転車で数分の場所にあったラジコン専門店には、きっと今の自分よりも若い、でも当時はとても大人に見えた人たちが集まり、店の裏手にある専用コースで車やヘリコプターを操っていたのを覚えています。

店内には種類別にショーケースが置いてあり、輝くような高額のパーツを眺めては「いつかはきっと!」と思っていたものです。

当時、ラジコンのヘリコプターでしてみたかったことは、「空撮」です。

少年だったので、鳥のように空からの景色を眺めてみたかったというのが動機でした。

しかし、その頃は今のようにカメラも小型化されていませんし、個人ですべての機材を揃えれば数百万円になったでしょう。

ところが、今はトイドローンと呼ばれる初心者向けのものなら、数万円でも手に入ります。

また、YouTube などで視聴できる空撮映像に使われるものでも、当時とは比較にならないほど安くなりました。

中高年の方が、「空撮」のスペシャリストとして、仕事にすることはできないのでしょうか。

「空撮動画」1本の値段は?


こみちは、ドローンのことも空撮の手間やリスク、採算性を熟知していません。

ただ、プロのカメラマンと一緒に商品撮影をしていたことがあって、撮影スタジオで商品のセッティングを手伝ったことがあります。

さらに、撮影した画像を編集ソフトで加工もしていたので、撮るだけでなく後作業に手間がかかることも想像できます。

そんな感覚で言えば、移動による経費を抜いて、1本20分くらいの撮影で「30万円」くらいはないと採算が合わないように感じます。

撮影者だけか、アシスタントを一人付けてすべての作業を2日で終えるくらいのイメージです。

それでも、実際に撮影から編集まで行うとなれば、かなりスケジュールはタイトになるでしょう。

ここまで書いていて思い出したのは、商品撮影をしていた時に「絵コンテ」を付けていたことです。

撮影効率を上げるために、商品ごとのイメージを「イラスト」で描き、ライティング方法や小物などの位置なども細かく指定するのです。

ドローン撮影でも、どこからどんなアングルで映像化するのかを指定できれば、それだけ撮影効率も上がるでしょう。

現地に着いてからの下見も不可欠ですが、ある程度の撮影プランを作り上げておくこともプロとしては必要になるはずです。

どんなドローンを選ぶのか?


プロとして選ぶ機種は、環境に影響されない「信頼性」の高いものがベストです。

カメラ撮影でも、一眼レフカメラを一本だけで撮影することはありません。

最悪を想定して、予備のカメラの他、撮影プランなどを考慮して小型のものと大型のものを使い分けるのはよくある話です。

絶対に失敗できない状況で、依頼に応じられる機材を準備するとなれば、個人ユースのドローンでも良いのか判断に迷います。

そこまで考えると、業務用にも使えるドローンを2台くらいは必要だと思うので、運搬にマイカーを使うとしても機材だけで100万円くらいからになるのでしょうか。

「絶対」という難しさ


趣味として始めるのであれば、楽しく撮影できればいいでしょう。

しかし、年に一度の花火大会や大きなイベントでの撮影を担うとなれば、やり直しはできません。

依頼を受けたにも関わらず、「失敗しました」とは言えないでしょう。

そこは、「プロ」なのか「アマチュア」なのかの大きな分かれ目で、「絶対」を受け持つことの難しさにもつながります。

その意味では、雨天や強風時の撮影困難な状況も想定した「契約書」が不可欠です。

綺麗な映像を撮ることに目が向きますが、仕事となれば「訴訟」すら絡んでくる状況です。

また、ドローンに関して、「規制」の問題もあるようで、撮影の申請を提出しなければ飛行させられないエリアも多くあります。

つまり、ドローン撮影を仕事にする場合、本体の操作はもちろんですが、仕事を受けるまでに準備する書類や撮影プラン、撮影後の編集なども含めて検討しなければいけないようです。

そこまで考えると、一本30万円で受けられるのか。

そして、どれくらいのレベルで30万円を支払ってくれるのかも調査しなければいけないでしょう。

現時点で、ドローンそのものを操作する国家ライセンスは無いようですが、今後は法整備も整うでしょうし、更新費用や登録費用など、活動をするうえでのコストも見越しておく必要がありそうです。

青空の下、ササっとドローンを飛ばせば稼げるイメージですが、動画クリエーターとしてそれなりに採算性も考えたいものです。

その意味では、YouTubeを活用した動画クリエーターとして、作品を紹介しながら収益につなげるもの手堅い方法なのかも知れません。

追加記載


クリエーター目線だったのですが、実際に収益をあげるなら、「動画」も数分以内の長さで、「写真」撮影なら数カットを想定することが多いのかも知れません。

また色調の補正や撮影プランも凝ったものではなく、現地で打ち合わせて撮影を完了し撤収まで2時間以内ということもあるようです。

その場合なら、ざっくり1〜5万円くらいの依頼となるようです。

もちろん、飛行禁止エリアや想定されたアングルを変更しないなど、両者が納得していることもポイントになります。

YouTube で見られる空撮動画を見比べていると、それほどアングルに大きな違いは感じられません。

言い換えれば、スチーム写真のように作品だけで撮影者が分かってしまうほど、「個性」を出しにくいのかもしれません。

というのも、ドローン撮影は、手動による操作の他に、事前にプログラミングされた機能を使うことも多く、機種による特性が映像に出やすい一面もあります。

それは、撮影者として「付加価値」を付けにくいということでもあり、単発で依頼されて撮影するという案件が、今後いつまで続くのかにも繋がってきます。

「失敗すれば明日でもいい!」

そんな感覚であれば、10万円のドローンなら満足できる動画や写真が撮影できますし、趣味として使ってみたい依頼者もいるはずです。

プロ目線で考えると、撮影だけでなく、依頼されたイメージに合った映像作成までを仕事を受けられることが理想でしょう。

その場合のクオリティーと採算性のバランスが重要になってきます。